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牡蠣の視察《岩手県山田町》

遡ること2月中旬。かきフォーラムキックオフパーティの翌日に向かったのは、今回エントリー審査中の東北ライン3名の生産者さん。

彼とフォーラムの出会いはSNSでした。
「世界最速の牡蠣養殖バスケット組み立て王に俺はなる!」という投稿を発見し、約一年間、意気込みに心を掴まれるがまま投稿を追い続けました。

その中でも、独自の見解を加えた道具を自作、発想や経験、テストを繰り返す熱量を発揮するばかりか、それらを惜しみなく公開する姿勢が今後の牡蠣業界の発展に大きく関与すると感じました。

種苗確保など毎日が試行錯誤で先が見えない中、全行程をほぼ一人、半泣きになりながら地道に作業してきた涙の一雫がもうじきお披露目です!

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元々はヨットマン。国体にも参加する実力者で、小さいころから海を愛してやまないイケメン(右)。
中央大学卒業後はサーフィンにハマる博学ファーマー。

海に関わっている理由も想像しやすいが、何故牡蠣養殖を選んだかというと、牡蠣とホヤが好きだったからというシンプルなものw
牡蠣の方がなんとなく楽しそうだったからと話すセンスの持ち主。

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なぜここを選んだか?
それは割と自由に牡蠣養殖をやらせてもらえそうだったから。

ここにもセンスが光る。

同じ岩手内でも、共販をしなければ区画の許可をもらえない浜もある中、自然と生産者に負荷をかけづに、持続可能な海の豊かさを守る養殖が実践できる組合だったから。

ここで山田湾の自然を活かした様々な養殖方法の実験がスタートしたのが2019年。

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特筆すべきは自作道具の数々。それもとても面白いものばかり。

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初期型ろ過水槽。

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グレーダーもなんかカッコいい。よく見ると面白い部材を集めて造り込んでいる。突き抜けている若手生産者がここにいた。

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ラインの取り方も面白い。割と自由なので施設ごとロープ入替も考えたようだが、そこはまだ1年目。協調すべきところはキチンと弁えるのが彼の流儀。

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そこで何か所も試行錯誤して養殖実験を行っていた。
これを見て彼は言う。「まだまだスマートではない」と。
プラスチックを極力排除し、自然に戻りづらいものは回収する。そして道具も仕事も”クール”でなければならないのが彼の流儀。

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こちらはフォーラム専用牡蠣

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とてもいい感じ。

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シングルシードもやってます

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そうして出来上がったのがこちら!とてもきれいな仕上がり。

投稿直前に進化の様子が届きました!

これ自作した生産者さん初めてみました(笑)
視察に伺った時の水槽水質とは別物です。凄い!
頑張れザキヤマ水産!

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前日の懇親会での出来事w

前日の女川視察に、北は厚岸から始まり、岩手山田、陸前高田、宮城女川までの突き抜けてる生産者さん達にお集まり頂き懇親会を行いました。

突き抜けてる生産者さん達には共通言語があり、あっという間に意気投合して「親潮会」が結成されました!!

産地ではなく海流で捉えられるのは、利権や都合ではなく、海を長期スパンで捉え、自然と対話できる彼らならではの着眼点。

今後も注目したい生産者さんでした!

※現在親潮会では突き抜けてる生産者さんを募集しております!

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