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介護を通じて、あれこれ考える

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親のサポートを通して、日々感じたことを書いた記事。生き方、死に方を考え、それを周囲に伝えておくことが大切なのではないかと考えています。
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2022年7月の記事一覧

ぎゅっと抱きしめたくなるけど

今日は父がはじめて一人になる日。 母は1日デイサービスなのに、父だけ半日で通所リハビリを…

芸能人でなくても歯は大事

今日は父を歯医者さんに連れていくために、 半日で上がって長距離ドライブ。 義歯ができてきて…

うなぎとスイカと瞑想

ひとときの介護生活が終了した。 まずは美容室に行って、さっぱりと夏頭にして。 来週からの献…

夏のウグイスとホトトギス

今日は介護生活とりあえず最終日。 やれることをやったし、楽しかった。 いろいろ感じることも…

まるで天国に行くみたい!

介護休暇は明日で終了の予定。 来週からのことが気にならないわけではないが 私がいることで父…

介護生活1週間、すでにギブアップぎみ

介護生活1週間。限界に近い。 今はもう、何もかも忘れて眠りたい。 という話。 *** 介護…

柱時計のボーンボーンを聞きながら

♫ 大きなのっぽの古時計、おじいさんの時計 ♪ 大きくはないけど、ボーンボーンと時報を知らせてくれる柱時計 律儀さゆえに、いい迷惑だったりするはなし。 *** 父が試験外泊のとき 2ヶ月ぶりの我が家に戻ってほどなくして 「床の間のある座敷に布団を敷いてくれ」と言った。 家を建てたときに、大工さんに一番褒められたのがここだったという。 「木目がひとつもない天井は珍しい」とに言われたのがよほど嬉しかったのだろう。 この天井を見ながら眠りたい、と言われるがまま準備した。 いつま

地に足がついていてしっかり足跡がつく

*** 私は中学生になったと同時に親元を離れた。 ものごころがつくのが3歳ぐらいだとする…

裁縫箱から漂う昭和の匂い

今日は両親二人そろって、デイサービスに行った。 あんなにデイに行く母を小馬鹿にしていた父…

先入観抜きで、よーーく観察してから対策をねる

介護生活3日目。 すでにへとへとで、「事実は小説よりも奇なり」→「現実は想像より難あり」…

この見積もりは甘かったのかなぁ

当分、介護日記になりそうな予感。 いくつになっても新しい体験には新しい気づきがある。 そし…

まるで玉手箱を開けたようだった

今日も心のざわざわは収まらない。 なにげに見たTVの画像から、思わず目を背ける。 今日はTVか…

年老いた両親からの大きなプレゼントを受け取る

「正直、何度も『もうダメかも』、と思った。でもそのたびに、『いや、もう一度帰るんだ。絶対…