日本一モテない22歳男の失恋日記(第2話)

そして合宿当日。参加費2万円だったっけ。

お金と荷物を持って大学の最寄り駅に約50人が集まる。

そこから電車で2、3時間、

着いたのはそれはそれは海が綺麗な街だった。

友達はみんな彼女作るぞ〜とか張り切ってたけど

僕はそんな気持ちは無かった。

なんなら知らない人ばっかで早く帰りたいっていう気持ちが強かった。

着いてからは色々なアクティビティ(ビーチバレーとか海水浴とか)を

やった。僕は友達に紛れてただただ場をやり過ごすことに必死だった。

そして夜になった。どうやらバーベキューを行うらしい。

バーベキュー??牛角でいいだろこの野郎とか思いつつも、

友達のコバンザメのような僕は、

バーベキューの最中もみんなを頼ってた。

ハァー早く終わんねえかな。。

家帰ってパワプロのペナントで山田オールSにしてえ。。

そんな気持ちだった。

ただずっと下を向いたまま友達が焼いてくれる肉を頬張る僕。

すると一人の女の子が僕にこんな一言を。

「はじめまして、私えみって言います。君の名前教えて??」

そう、長い長いトンネルの始まりである。

第3話に続く





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