チケゾーに会いに行ったレポ【準備編】

2022年10月に日高の馬産地を巡った備忘録です。

こちらの準備編では、牧場の見学にあたっての、事前の準備等をまとめています。

自分が次回行くとき用のメモのようなものです。

足を抑える・宿の予約

今回の旅は「ウイニングチケットに会いたい」というところからスタートした。

せっかくなので、チケゾーが繋養されているうらかわ優駿ヴィレッジAERUの、ウイニングチケット特別コンセプトルームを予約することに。

宿を予約したのは7月。
AERU公式ホームページ内から予約ができる。
空室カレンダーを確認したところ、土日はかなり先まで予約で埋まっていた。
幸い、わずかに空室が残っていた10月に予約ができた。

8月には前泊をする新千歳のホテルの予約や、飛行機を予約した。
仕事の都合上、深夜にしか新千歳空港に到着できないので、空港内のホテルを予約してもらった。

ちなみにこの旅、飛行機代以外は全て同行者のお世話になっている。感謝しかない。

見学予定を立てる

1.基本的な注意点を知る


Twitterなどで、牧場見学に注意が必要なことや、ファンによるトラブルが起きていることは小耳に挟んでいた。

結論から言うと、競走馬のふるさと案内所の、牧場見学ガイドのインデックスページ(https://uma-furusato.com/guide/)、これを全部読み、内容に従えば問題なく見学ができる。
最低限の注意事項をインデックスのトップから引用しておく。

注意事項
・ご見学の際には、牧場関係者の方へのお声掛け挨拶をお願いいたします。
・馬のたてがみを切ることや食物を許可なく与える行為は絶対に辞めてください。
・見学問い合わせは牧場には直接連絡は行わなず、必ずふるさと案内所にお問い合わせくださいますようお願いいたします

引退馬見学に行かれる際は一般常識と見学マナーを守っていただきますよう、重ねてお願いいたします。

競走馬のふるさと案内所「牧場見学ガイド」
https://uma-furusato.com/guide/

インデックスにまとめられている、
「牧場見学にあたって」
「牧場見学の9箇条」
「牧場見学の計画手順」
「見学マナーQ&A」
この4つのページ内も全て読もう。

2.見学先候補の情報を確認する

見学マナーについてのページはもちろん必読だが、「牧場見学の計画手順」を読むとスムーズに見学ができるはずだ。

軽く紹介すると、ふるさと案内所の「馬・牧場・施設検索」で会いたい馬・墓参したい馬を検索し、繋養先・お墓所在地の情報を確認していく流れになる。
見学先のページには重要な注意事項なども書かれているので、すみずみまで読むべきだが、特に押さえておきたい情報を次にあげておく。

①見学可否
「見学可」「お墓参り可」の表示があるか確認。不可のところはあきらめましょう。

②見学期間・見学時間
1~6月の出産シーズン、2~7月の種付シーズンは牧場はとても多忙らしい。また、北海道という土地柄、冬場は見学不可の施設もある。
年間見学可の施設もあるが、急な見学中止もあり得ることは承知しておこう。

見学期間中であっても、一日のうち限られた時間のみ見学可となっている場合が多い。スケジュールを組む際にも大きく関わってくるので、見学時間の把握は必須だ。

③事前連絡や予約の要・不要
「直接訪問可能」となっている場合は事前の連絡や予約は不要。
ただし、急に見学中止となる場合もあるので、当日の出発前にふるさと案内所に電話で確認をするのがベターだろう(連絡をしない場合は空振りを覚悟の上で)。
事前の連絡や予約の方法が決められている場合はそれに従おう。

ちなみに、メイショウドトウさんが暮らすノーザンレイクさんは事前予約制。この記事を書いている11月末時点で、来月12月の見学予約枠は全て埋まっている。

以上3点の他にも、ふるさと案内所の各施設のページには、牧場独自の見学ルールや見学ルートなどが記載されている場合が多い。
(例えばレックススタッドの場合、写真の撮影は可だが、動画は不可、などの情報が載っていた)
きちんと確認しておこう。
牧場公式サイトのURLが張ってある場合は、併せて確認すると良いだろう。

こんな流れで見学先候補の情報を集めた後、実現可能なスケジュールに落とし込んでいった。
Googleマップのルート検索の、「目的地を追加」機能を使うと、それぞれの位置関係や移動時間がひと目で分かって便利だったのでおすすめ。

道に迷ったりトラブルが起きる可能性も踏まえ、到着したい時間のさらに30分前行動を目安にスケジュールを組んだ。

また、当方が見学に慣れておらず、競馬歴も浅いため、お墓や功労馬の見学を受け付けている場合でも、生産牧場さんの見学は控えた。

3.見学先・レンタカー等の予約

今回はうらかわ優駿ビレッジAERUでの乗馬体験を予約した。
電話で前日までに予約が必要となっている。希望日の3日前に電話したところ、既に枠がほとんど埋まっていた。早めの予約が良さそうだ。

レンタカーは新千歳空港内に窓口がある店を予約した。見学時間を確保するため、朝8時から動くことに。

今回のスケジュール(予定)

1日目
8:00
レンタカーで出発
9:00
yogiboヴェルサイユリゾートファーム
10:30
移動
12:30
うらかわ優駿ビレッジに到着
13:00
乗馬体験受付
13:30
乗馬体験、功労馬見学、(時間があればJRA日高育成牧場)、宿泊

2日目
7:00
朝食
功労馬見学
9:00
移動
10:10
二十間道路牧場案内所・桜舞馬公園
11:00
レックススタッド見学
12:00
移動
12:20
優駿メモリアルパーク・優駿記念館
13:10
移動
14:30
レンタカー店到着目標
17:00
フライト

実際には30分ほど後ろにずれ込むことも多々ありました(30分前行動で予定を組んでいたのでなんとかなった)。
もしレックススタッドの見学ができない時は新千歳方面に早めに戻って、ノーザンホースパークに行こうかな、と考えていた。

服装・持ち物など

乗馬の予定があったので、動きやすい服装を心掛けた。

服装

  • 温かく動きやすいズボン

  • 長袖シャツ

  • パーカー

  • ウルトラライトダウンジャケット

  • 歩きやすい長靴

  • ネックウォーマー(念のため)

  • レインコート

当時は10月半ばで例年より少し暖かい気温だった。
私は上記の服装でちょうど良かったが、同行者はもっと厚着していた。

ネットの記事を参考にし、光を反射するアクセサリーや匂いのするものは避けた。

派手な色の服は避けるべき、という記事もあった。馬は色をどのように認識しているのか俄然気になる。

持ち物

  • レインコート

  • 現金

  • おやつ

  • ETCカード

  • 常備薬

雨が降った場合でも傘をささないよう指定される牧場もあるので、レインコートは必須

現金支払いの見学先もあるかもしれないので多めに準備。
ちなみにyogiboのところはQRコード決済も使えました。

おやつは匂いが漏れないように注意した。

ETCカードは、新千歳から日高方面に向かう区間の日高道は無料で乗れるので無くても大丈夫だった。
他の方面にも行く予定がある場合は用意した方が良いだろう。

試される大地ということで、着替えなどは多めに持って行った。
意外と街中も通るので、コンビニとかはちゃんとありました。


ここまでいろいろ書いてきたが、実際の筆者はというと、宿などを無事予約できたことに油断し、計画を立てていないことに焦り出したのが旅の約1週間前だった。完全に出遅れている。

同行者へのマナーの周知や、各種予約など準備はしっかり時間を使うので、早めに動くと良いだろう。
会いたい馬がいるなら予約の有無など早めに確認しよう。

準備編おわり!


当日の記録(前編)はこちら


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