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【アニメ】ロボットモノのアニメはスキですか?/機動戦士Vガンダム編

(全2,222文字)
みなさんこんにちは。
毎週金曜日は日替わりカケウドン定食『アニメの日』です。
この記事ではちょっと昔懐かしい作品をご紹介しております。

今回は、テレビアニメでのガンダムシリーズ4作品目となる『機動戦士Vガンダム』編です。

過去のアニメ関連記事はこちらにまとめています。

機動戦士Vガンダム


1.概要・あらすじ

【概要】
○日本サンライズが作成したテレビアニメ『機動戦士ガンダム』シリーズの一つ。1993年4月~94年3月まで、全51話、テレビ朝日系列で放送。(初代、Z、ZZから通算して4作品目のガンダムもの)

○当初、劇場公開された『機動戦士ガンダムF91』のテレビアニメ化の企画があったが、興行収入が伸び悩んでいたことなどから、ファーストガンダム世代に関係ない、低年齢層の取り込みなども狙って、全く新しい物語として本作品が採用された。

○SDガンダムファンの低年齢層を取り込もうとの試みが側面としてあったものの、最終的には往年のガンダムファン(Z、ZZを見て育った年代)が支持の中心となった。サンライズは赤字だったが、LDの売り上げ好調で制作費を回収したとされる。

○過去3作品のガンダムシリーズの全てが物語が宇宙からスタートしたのに対し、本作は地球が物語の始点となっている。開幕後の序盤は”ザンスカール帝国”という強大な敵に小さなレジスタンスレベルでの反抗を中心に描かれる。

○主人公『ウッソ・エヴィン』13歳。幼馴染のシャクティ・カリンや、憧れの存在だった年上の女性カテジナを守るためにガンダムに乗る。物語序盤はウッソがあの手この手でザンスカール軍をきりきり舞いさせますが、話が進むにつれて宗教や民族主義といった、やや重たいテーマ―が描かれていく。

【あらすじ】
初代ガンダムの時間軸で宇宙世紀0153年が舞台。地球連邦政府は形骸化、宇宙の各サイドは地球連邦の統制から独立し紛争が絶えない宇宙戦国時代に突入。

○サイド2のコロニー”アメリア”、女王マリアを中心とするザンスカール帝国は地球連邦から独立を宣言。各コロニーを統治下に置き、地球進攻作戦を開始。欧州のラゲーンを制圧後、地球進攻作戦の足掛かりに影響力を強化。

○弱体化した地球連邦政府には対抗する力もなく、民間抵抗組織リガミリティアが蜂起。独自に高性能MSを開発し反抗。物語終盤では地球連邦軍の艦隊も出撃しています。

○ザンスカール帝国を地上から追い出し、戦いは宇宙へ。巨大サイコミュ兵器『エンジェルハイロゥ』を用いて大量のニュータイプを動員した最終決戦で、ウッソはV2ガンダムで仇敵クロノクルとカテジナを阻止して勝利。最終的にウッソとシャクティは地球のカサレリアに戻り、物語はハッピーエンドになります。

2.感想など

(1)全般

グライダーで空を飛ぶウッソがクロノクルのMSをパクったり、13歳の少年が天才的な才能を発揮して、そのMSをいきなり操縦できちゃったり。

ニュータイプとしての資質を序盤の段階から遺憾なく発揮してます。

『ハンガー(ガンダムの脚パーツ)ください!』⇒そのままぶつける(笑)

(…お、面白過ぎる)

戦火の中、なし崩し的に戦いに巻き込まれるといった図式も踏襲してて、ガンダム特有の『主人公すげぇな』感があっていいと思います。

最終的にリガミリティアと地球連邦軍がザンスカールと艦隊決戦になるのですが、私は序盤に描かれている、いかにも『THE・レジスタンス!』みたいなところが一番好きでした。

小さな戦場で名もなき兵士たちが必死に戦っているところにドラマがあると思えるからです。

(2)多数の女性キャラが登場

この作品の特徴の一つに、多くの女性キャラが出ることでしょうか。

○カテジナさん:主人公ウッソのあこがれの女性だったのでしょうけれど、序盤に敵に誘拐されたあと、最終的にウッソの敵となって立ちはだかるところなどは運命のいたずらというか、悲しい流れだなと。

○シュラク隊の御姉様方:Vガンダムの変型機構をオミットした量産型MSのガンイージ―を主力としたリガミリティアのMS隊「シュラク隊」。そこのパイロットは全員女性なのですが…。激しい戦いの中で、次々とお亡くなりになります(´;ω;`)ウゥゥ

当時リアルタイムで見てた頃、私は20歳くらいでしたが、マヘリアやペギーが戦死するシーンは本気で泣きそうになりました…。

週末夕方と言う、恐らく、たくさんのお子様がテレビを見ている時間帯の放送でしたが、ちょっと色っぽいシーンなども…(汗)

当時は、まあ、許されたんですね(笑)

(3)バイクとかタイヤとか

過去3作品のガンダムには無かった新しい要素?

バイク戦艦(笑)

見た目は『ギャグか!?』と思えるような、全力でふざけたデザインでしたが、使い方がえげつないというか、進撃の巨人で言う『地ならし』…(汗)

ゲドラフのような1輪バイクにMSが乗っているデザインはとても趣があって好きでした。

ザンスカール製のMSって、どの機体も人相が悪くていかにもと言う感じの『悪者面』なんですが、デュアルセンサー(目が2つある)なんですよね。でも、ガンダムとの差別化はきちんと図られていました。

3.最後に…

本作品が放送されたのが平成5年頃。あれからもう30年も経つんですね…。

いずれ仕事を定年し、落ち着いたら、改めてブルーレイでも買ってユックリ最初から鑑賞し直したいなと思っています。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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