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【日記】ロボットもののアニメはスキですか?(昔のアニメ紹介)

(全2,222文字)
今々のアニメ感想記事を書いてみて思ったのですが、昔あったアニメを振り返ってみるのも楽しいなと。

と言うことで、昔懐かしいロボットアニメをピックアップして、個人的な感想や考証を書いてみたいと思います。

初回は全体的なお話を書かせて頂きました。↓一回目の記事はこちら

最初の記事で取り上げようと思ってた作品は、かけうどんが今めちゃくちゃハマりにハマっている、SYNDUALITY.Noirにも通ずる『あの作品』をチョイスしてみたいと思います。

戦闘メカ・ザブングル

かのガンダムの産みの親である富野監督が手掛けたテレビアニメ作品です。当時、劇場版機動戦士ガンダムとの掛け持ちやらで、とても忙しい中での制作だったそうです。コミカルで、とにかく面白かった。細かい説明は、あちこちのweb上で丁寧にまとめてくれているサイトやデータベースがありますので多くは書きません。サクッと概要のみご紹介します。

概 要

○かつて地球と呼ばれた惑星ゾラが舞台
○世界観は西部劇をロボットでやってみた感じ
○ロボットはガソリンで動きハンドルで操作(車感覚)
○一握りの世界の支配者たちは温室のようなシェルターで暮らしていて、地表に出ると環境が合わず干からびて4んでしまう
○地表には支配者たちが遺伝子操作で作り出した、環境に適応できる人類たちがアウトローな生活をしている
○遺伝子操作が失敗した種族もいる(劇中の主人公たちは第3世代)
○地表は『3日逃げれば無罪』で、盗み・56し・その他あらゆる悪行が横行する無法地帯。何でもアリで、めちゃくちゃ治安が悪い
○共通の通貨は『ブルーストーン』、支配者はこれと引き換えに先史文明のテクノロジーを地表に供給(実はこの青い石には何の価値もないらしい)
○最終的に弱体化した先代人類は、新しい人類に統治権を譲るつもりだったが、一部の者がそれを受け入れず、支配者階層と地表の貧しい人々との間で争いになる

ざっとこんなお話です。

YouTubeで第1話のみ無料で配信中↓

個人的な感想

とにかくコメディな作品だったような気がします。

登場人物はどこの国に所属するものでもなく、また軍人でもなくて、荒野をさすらう若者たち。監督が富野さんにしては珍しく主要なキャラがあまり死にません(汗)

オモチャ業界のプレッシャー的な話も色々されてはいましたが、私はウォーカーギャリア好きだったなぁ。(プラモデルは不評だったんですってね…)

主人公メカが中盤で交代する作品のパイオニア的作品

ロボットアニメで主人公の乗る機体が中盤から新型に変わる流れは、実はこのザブングルが初めてのパターンだったみたいです。

最初からその展開を見越して、ザブングルが二機存在していたなんて、当時子供だった自分には予想もできませんでした(笑)

しょっぱなの第1話から、主人公機がなんで2体もいるんだ!?と言う素朴な疑問は子供ながらにありましたが(笑笑)

第1話から主人公アウトロー感全開

第1話でいきなり主人公メカを『盗む』って、おいおい…(笑)
しかも、ちゃんと盗み切れずに捕まっとるし…(;^_^A

ジロンは3日過ぎても両親を56した犯人を追い続けているという設定らしいですが、3日過ぎたらどんな犯罪もおとがめなし!の一方において、4日以上追いかけてはいけないという決まりも無いということなんですね…。そりゃ親を無惨に56されれば、どこまででも追いかけますよね。

メカメカしいメカたち

地表を2本の脚でしっかり歩きたいから、という理由で人型メカが出回ってるとかの設定だったと記憶してます。(なんじゃそらw)

とにかく地面を歩くんですよ。
やかましく、ガシャーン、ガシャーン!ってw

ザブングルはちょっと飛んだり跳ねたりしますが、しっかり重力のもとで二本足で歩くメカメカしたウォーカーマシンが地面を歩き回ります。

私が一番好きだったのは『クラブタイプ』です。(第1話でザブングルに一撃でKOされてるやつw)

ザブングルシリーズのプラモデルで一番最初に買ってもらったのがコレだったからです(笑)

主人公メカのザブングルは『戦闘メカ』って名前が付いてるくらいなので、戦うために作られた感じがしますが、その他のメカは、ブルーストーンを採掘するための作業機械という位置づけなのでしょうか。そんな雰囲気があります。

随所に登場する名銃たち

劇中には、今となっては懐かしい名銃が随所に登場します。

西部劇をモチーフにした作品だからか、銃器にこだわりがあるのが伝わってきます。古い作品なのでちょっと絵的にきついところもありますが、よく考えて描かれてるなと思います。オープニングでジロンがブローニングのマガジンを抜き差しするシーンが細かく描かれてたりしますし。

そうだった、主人公のジロンはブローニングハイパワーを愛用してたりして、かなりマニアックかつ男らしい設定にシビれます(笑)

これらの銃器がなぜ存在するのか?は、人類滅亡前の技術を復活させてコピーしたモノであると言う設定らしいです。

歌が良かった

オープニングとエンディングの歌が凄く良かったです。2番まで完璧に歌詞を覚えていて、完全に歌えるアニソンのひとつでもあります(笑)
かけうどんはオープニングもエンディングも2番の歌詞の方がスキです。

まとめ

他にも書きたいことは山ほどあるんですが、余り長くなってしまってもいけないのでこのあたりで…(;^_^A

最後まで読んで頂いてありがとうございました。



(次回予告:『聖戦士ダンバイン』)

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