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【アニメ】ロボットモノのアニメはスキですか?/ガンダム00(ダブルオー)編

(全2,222文字)
みなさんこんにちは。
毎週金曜日は日替わりカケウドン定食『アニメの日』です。
この記事ではちょっと昔懐かしい作品をご紹介しております。

これまでの『流れ』から行くと…

テレビシリーズのガンダムを8作品目までご紹介しています。
(実はファーストガンダムの記事はまだ書いていませんが(汗))

と、なると、ガンダムSEED(9作品目)、SEEDディスティニー(10作品目)が自然な流れなのですが。

かけうどんは両方とも丸っと見ていない!(爆)

ということで、上記2作品を飛ばし、オンタイムで毎週見れていた、ダブルオーを記事にしてしまいます。申し訳ありません。

SEEDシリーズは、いつかゆっくり本編を見てから記事にできたらします。(いつになることやら…。)

過去のアニメ関連記事はこちらにまとめています。

1stシーズン第1話


機動戦士ガンダム00(ダブルオー)

1.概要

機動戦士ガンダム00(ダブルオー/ちなみに、細かい話ですが「ダブルオー」の正しい表記は数字のゼロふたつです。)は、テレビシリーズのガンダムでは通算11作品目になります。TBS系列で放送されました。

テレビシリーズのガンダムでははじめて前期/25話と後期/25話、分割放送形式をとった作品です。

ファーストシーズンは2007年10月から2008年3月末まで、セカンドシーズンは2008年10月から2009年3月末まで放送されました。

【設定・背景など】

○物語の舞台は西暦の延長線上にあり、およそ2300年代となっています。世界は『太陽光発電システム』や『軌道エレベータ』といった最先端技術を中核とした政治・経済・軍事勢力圏を形成しており、世界はおよそ三つの冷戦構造下にあります。華やかな繁栄の陰では、発展途上国では内戦や弾圧、虐殺などが絶えない世界観でもあります。

○私設軍事組織『ソレスタルビーイング』(以下「CB」と表記)は、『世界中の戦争を、軍事力をもって介入し根絶する』と宣言。世界中のあらゆる軍隊が保有する人型機動兵器『モビルスーツ』の性能をはるかに凌駕する『ガンダム』をもって世界各地の紛争に介入してゆく。

○1stシーズンでは『ガンダムによる全戦争への介入』、2ndシーズンでは『その再生を破壊する』をテーマに物語は展開してゆく。

2.感想

(1)全般

過去のガンダムシリーズでは、主役ガンダムが複数登場するものは結構ありました。例えばガンダムWはその代表的な作品ですが、主役ガンダム5機でした。

本作でも5機のガンダムを主役へといった意見が当初はあったようですが、目立たない主役機が出てしまう懸念があったとのことで、主役ガンダムは4機に減らされたそうです。

当時はそんなことも知らずに、なんで4機なんだろ?と軽く流して考えもしませんでしたが。確かに、4機だとそれぞれのキャラの濃度が少し上がったのかも知れません。

(2)モビルスーツ

ガンダムにMSは欠かせません(笑)
MSデザインが従来作品の流れのものと比べると非常にスタイリッシュでカッコいい。これはこれでアリだ!と当時は思ってもいました。

企画当初は怪獣相手に戦うガンダムを考えていたそうですが、構想段階で戦争モノへと舵が切られたそうでもあります。

(3)キャラクター

主人公の刹那・F・セイエイ、口数少なくクールなキャラ。

『俺がガンダムだ!』のセリフもインパクトがあって良かったですが、私的には『すべてを狙い撃つ!』の、ロックオン・ストラトスが好きでした。

(今でもバトオペでスナイパー系機体乗る時は出撃前にそう叫んでます(笑))

比較的年齢層の若い青年たちが主人公の中、ちょっとお兄さんと言うか、苦い甘いをかみ分けた雰囲気を醸し出してる大人的な立ち位置がカッコよく見えたのかも知れません。

企画当初、血なまぐさい戦争描写があるアニメ作品に、これらのキャラデザインが作風に合わないのでは?といった懸念もあったみたいですが、僕はちょっと線が細い気もしましたがスキでした。

(4)ストーリー

お話そのものは、愚かな戦争にあけくれる世界を一発ぶん殴って目を覚まさせてやろうぜ!的なもので、戦争を戦争で辞めさせるという、ちょっと矛盾したやり方ではあるのですが。

リアル世界の21世紀初頭の世界情勢は非対称的脅威(いわゆるテ○との戦い)からはじまり、世界最強の軍事国家である米国が熾烈で泥沼化する紛争に突入していた時代でもありました。

そんな世相をアニメで表現しようとしていたんだろうか、そう思わされる物語だったような気もします。

(5)その他

ちょっと小難しい話が続いてしまいましたが、歴代ガンダムシリーズの中ではハイクオリティーな作画の作品と言われていて、アナログ⇒デジタル放送の歴史的節目、ハイビジョン放送といった新しい技術の恩恵を最初に受けた作品でもありました。

3.最後に…

こうして見直してみると、2000年代初頭のアニメであったとしても、今見返しても、十分に見ごたえのある素晴らしい作品ってまだまだたくさんあるんだなと気付かされます。ダブルオーに限らずですが。

『ガンダムだから』とかは関係なく、もし、興味を持たれた方は一度で良いので1話だけでもご覧になられてみてはいかがでしょうか。

最近はロボットモノのアニメがどんどん減ってきてる気もしますが、こんな気合いの入ったロボットアニメがこれからも生まれてきて欲しいものです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。



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