見出し画像

高嶺の花が僕に恋をした 7話


何事もなく1週間が終わった。

そして校外学習当日
いつもより少し早く出た○○

それから途中で魁、咲真と合流して学校に向かっていた。

○○:ふぁ…眠。(っ﹏-) .。

魁:お前は楽しみじゃないのか!

○○:お前と一緒にするな。
俺はいつも通りだ。

咲真:ねっ、魁がテンション高いだけだよ笑

魁:なっ、心外な!
俺もいつも通りだっつーの!

○○:いや、1年の時よりテンション高いぞ笑

咲真:やっぱり、女子が居るからじゃない?笑

○○:それは同感。

魁:……///

○○:何照れてんだよ笑

咲真:図星じゃんꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)

○○:だな(´-ω-)

魁:うっせ!
良いだろ!別に!

そんな話をしながら学校の近くまで来ていた。
すると後ろから…

??:あっ!みんな!

魁:ん?あっ、麻衣おはよう!
おっ、2人もおはよう!

飛七:おはよう

飛鳥:咲真もおはよう!

咲真:おはよう!

魁:なんか2人いい感じじゃない?ボソッ

○○:それはお前も同じでは?笑ボソッ

魁:なっ、そ…それは…

○○:このヘタレが。 バシッ🖐

魁:アタッ、叩かなくても良いだろ!😡

○○:知るか(   ¯−︎¯ )
ヘタレのお前が悪い。

魁:へ、ヘタレじゃねーし!

麻衣:魁君大丈夫?

魁:大丈夫大丈夫😅

七瀬:なぁなぁ、はよ学校行かん?
また、前みたいになるで?

麻衣:確かに行こ!

魁:そうだな、もう遅刻したくねーからな!

そう言って、学校へと再び向かって行った。

数分後…
学校の前にバスが止まっていた。

設楽:おっ、早いな!
お前達が最初か!

魁:案外早く着いたのか

出発時間の30分早く着いた6人であった。

魁:なぁーんだ、もうちょいゆっくりでも良かったな!

○○:そんな事行って、
また遅刻してらどうしてたんだ?

魁:っ………なんも言えねぇ😅

麻衣:まっ、ゆっくり出来るしいいんじゃないかな?

咲真:それもそうだね

設楽:あっ、バスの席は班で固まった座ってくれ!

魁:はーい!

麻衣:1番後ろ乗りたーい!!

飛鳥:私も後ろがいい

七瀬:じゃあななも後ろで

魁:ならどうしようか💦
1番後ろでも5人しか座れないからなぁ🤔

咲真:確かに、そこは難しいよね笑

麻衣:あっ、ごめんなさい

○○:あ〜、俺1人でいいから
みんなで座りな?

魁:おっ、良いのか?

麻衣:○○君は1人で良いの?

○○:ああ、気にすんな。

麻衣:…そ、そっか。

○○:誰かさんも白石さんと座りたいみたいだし。😏

○○はそう言って魁の方を一瞬見た。

魁:…////

そうして、1番後ろに
七瀬、飛鳥、麻衣、魁、咲真の順で座った。
そしてその前の席に○○が座る事になった。

数十分後…
クラスメイトが段々と集まって来ていた。

そして、全員が揃った。

設楽:おーっし、みんな揃ったな!
現地に着いたら、そのまま自由行動だから、
行先は班で決めとけよ〜!連絡は以上!

バスが動き出した。

そして、設楽先生は前の席ではなく、
○○の横の席に座った。

設楽:横いいか?

○○:あっ、はい。

設楽:悪いな。
前の席空いてなくてよ。

○○:それはしょうがないですよ。

設楽:多分帰りも同じようになると思うから頼むな🙏

○○:全然大丈夫です。

バスが出発してからクラスの皆は
班でどこに行くかを話し合っていた。
それは魁達も同じだった。

麻衣:ねぇ、どこ回る??

飛鳥:京都なら食べ歩きとか?

魁:寺巡りとかは?

咲真:時間はあると思うから、
両方回りながらでも行けるんじゃない?

七瀬:うん、両方回れるならそれでいいんやないかな?

麻衣:なら決まりだね!

一方、○○は…

設楽:こういう機会あんまりないからな。
なんか喋るか?

○○:まあ、暇なのでお願いします笑

設楽:相変わらずクールだな笑

○○:そんなことはないと思いますけど…

設楽:まっ、俺も学生時代は同じ感じだったなぁ🤔

○○:そうなんですか?

設楽:そうそう笑
今のイメージと全然違うと思うよ。

○○:設楽先生にもそういう時期あったんですね。

設楽:まあな、当時は人と絡むのが面倒くさくてな。
今の○○も同じじゃないのか?

○○:まあ、間違ってはないですね笑

設楽:だろうな、特に女子と絡むの嫌だろ?
勘だけど笑

○○:………(怖ー、俺の心読んでんのか?)

設楽:ハハッ 今はそれで良いんだよ。
でもな、これだけは○○に教えといてやる。
まあ、アドバイスと言うよりヒントだな。

○○:ヒント…ですか?

設楽:おう、誰も気にしては居ないと思うけど、
西野の事は気にかけといてやれよ?

○○:えっ………

設楽:以外だったか?笑
あくまで俺の勘だ。

○○:どうしてそれを…

設楽:まあ、俺も似たような経験があるからかな?
それに○○も気づいてるんだろ?
西野の違和感には。

その時、○○はあまりにも正確過ぎる推理に
返事が返せなかった。

設楽:何も○○1人で背負うことは無い。
実際、俺も西野の事情は知らないし、
俺の推理も100%当たるわけじゃない。

○○:………

設楽:俺も教師としての責任はある。
だが、西野だけって言う訳にも行かない。
だから1番近くにいる○○に話した。

○○:………分かりました。

設楽:後、青春は案外良いもんだぞ?

○○:そう…ですか。

設楽:ああ、後々分かって来るよ。

2人はそんな事を話しながら移動時間を過ごした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?