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FXトレードにおける目線固定の重要性

Twitterなどを見ていると、「USD/JPYは下目線」とか「EUR/USDは長期上目線、短期下目線」とか書いている人が多いですよね。

FXにおいて特に初心者は、基本的にトレンドに沿って目線を固定し、その方向へのトレードを心掛けたほうが良いと言われています。

…どうしてだか分かりますか?

そもそもトレンドとはなぜ生じるのでしょうか


トレンドはなぜ生じる?

トレンドの話をする前に

まず、FX相場において、価格の変動はなぜ起きるのでしょう?

……………

………

価格の変動はトレード参加者による”買い”、”売り”の行為によって起こります。

要は、”需要と供給”のバランスが変動することにより、値動きとなってチャートに現れるわけですね。

では、どういう状態のとき、トレンドが生じるのでしょうか。

答えは簡単ですね。

“買いたい人”が多くいるとき=ロングを打つ人が多いとき、価格は上昇していく

 →アップトレンドが発生

“買いたい人”と”売りたい人”が拮抗しているとき=価格はある幅で上下動を繰り返す

 →レンジ相場になる(トレンドがない状態)

“売りたい人”が多くいるとき=ショートを打つ人が多いとき、価格は下降していく

 →ダウントレンドが発生

「そんなの当たり前だよ!」「知ってるよ!」という声も聞こえてきそうですが、大切なことなのでもう一度意識しておいてくださいね。


FX相場で値動きを引き起こしているのは誰?

トレンドが生じる仕組みは分かりましたが、これを引き起こしているのは誰なんでしょうか?

FXの世界にはいろんなトレーダーがいます。僕のように少額でトレードをしている人もいれば、小金持ちの個人投資家もいます。

そして、この世界で一番力を持っているのは、大手の機関投資家です。

ヘッジファンドとも呼ばれますね。

この人たちが、トレンド作りの原動力になっています。

彼らは我々個人投資家とは桁違いの、潤沢な資金を武器に相場と対峙しています。

(個人投資家の中にも凄まじい資産をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、ここでは一旦忘れます)

機関投資家が大きなお財布を使って作った流れに対して、

個人投資家、特に僕のように少額でトレードしているような人たちは

何人束になっても敵いません。

勝負を挑むことすら無謀です。

でっかい山に向かって、効きもしない張り手を一生懸命繰り出しているようなものです。

さらに怖いことに、このでっかい山は張り手してる人たちを一網打尽に飲み込みに来ます。

言葉は悪いですが、乗ってこない人たちを叩き落して、

そこで浮いてきたお金を利益としているわけですね。

FXはゼロサムゲーム」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。

誰かが得をすれば、誰かが損をしている。

自分が今損切した分のお金は、どこかで誰かの利益になっている。

逆もまた然り。

FXでトレードをしていくうえで、この原則は忘れてはいけないものです。


ジャ〇アンになれないならス〇夫になればいいじゃない

「じゃあどうすればいいのさ!」というお話ですが、

これも答えは簡単。逆らわず、従えばよいのです。

強大な力を持つ者に逆らってはいけません。

僕たち個人投資家がFXの世界において目指すべき姿はジャ〇アンではなく、

ス〇夫なのです。

ジャ〇アンが力を誇示して作ったトレンドに、

ス〇夫になりきってついていくことこそが、

僕らがこの厳しい相場の世界で生き残るたった一つの術なんですね。

ここで、この記事のタイトルに戻ります。

なぜ、目線の固定が重要なのか?

もうお分かりですよね?

相場を動かす力を持った人たちが、どっちに向かおうとしているかを見極め、その波に乗っかるため

なのです。

トレンドフォローのトレードを心掛けよう

ここまで読んでいただいて、

それでも「俺は我が道を行くぜー!」という方は、

もちろん止めません。

実際に、トレンドと逆方向の張り方で利益をあげている人もいますしね。

ただ、FXを始めたばかりの人が勝てる確率を上げるためにはどうすればよいか?

と考えると、やはりトレンドに沿ったトレードを行うほうが間違いないです。

じゃあトレンドってどうやって見極めればいいのさ!

というお話になりますよね?

いろんな方法があると思いますが、僕が使うのは「ダウ理論」

これだけです。

そのあたりの話を、こちらの記事に書きました!

トレンドを判断できるようになると、闇雲にトレードしているのとはだいぶ違う結果が出てくるはずです。

では、今回はここまで。

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