【本】2023-07-10

・本を買いました。

・自分は、1年に1回か2回しか本を買わない。本を読むのが怖い。本(つまり、誰かの脳内、思想、信条、宗教)を読むことが、洗脳させられているようで、1文字一文字が”自分”を塗り替えていくようで、怖い。

・だけど、年に1回くらい、本を買うタイミングがある。”自分”を変えたい時だ。意図的に、誰かに洗脳させられたい。今の自分に満足がいかない。そういう時に、本を読む。本を読んで、自分をリセットする。何度も読んで、文字を反芻して、自分を入れ替える。

・なぜ、自分を変えたいんだろう。


・本を読んだ。ある女性の、エッセイというか、私小説というか、そんな感じだった。

・共感できるところと、異論があるところと、学びになるところと、誤字。自分は、世界の主人公であると同時に、誰かの世界のモブキャラなのだ。大声で生きることも、小声で生きることも、できる。自分は誰にだってなれるし、どうだって生きていける。

・だけど、どんな自分になっても、過去の体験や環境が、作用する。

・小学生→中学生で、身の回りの環境が一気に変わった。それを機に、”自分”もいろいろと変わった。そして、高校生になって、また変わろうとしている。でも、ちゃぶ台返し的にすべてが無から生まれるのではない。16年の蓄積があって、新たな建物が建つのだ。

・「良く見られるように変える」のではない。そうすると、過去と矛盾して、いつか破綻して、壊れてしまう。


・ほら。

・こうやって、自分は本に洗脳させられているのだ。今までの自分じゃ考えもしなかったことが、スラスラと書ける。

・変わることは良いと思う。だけど、考えてほしい。自分の周りの人間が、ころころと思想を変えていたら。昨日は否でも今日は応。それは、怖い。本を読むことを自制している理由だ。

・だから、多く本を読む人って、すごいと思う。自分の中で、言葉をどう受け取っているんだろう。

・本

未成年