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【『老けたなぁ』とは】2021-07-31

・今日の部活はすごい。競技場にはいっぱい人がいた。いつもとは違う先生方に教えてもらった。もちろん、いつもとは違うメニュー、教え方、考え方に触れた。

・ただ、いつもと「辛さ」としては一緒だった。いつも通りの絶望だった。

・足の回転数(ピッチ)を高めることを重点に置いていた。バーを数足超間隔で置いて、そのバーとバーの間を高速で踏んでいく、というものをした。母校では、ちゃんとしたっぽいラダーを使っていた。
Amazonで現在価格1399円だ。

・ただ、その先生は、ガーデニング用の人工芝を細長く切って使っていた。Amazonで現在価格174円だ。

・頭がいい先生を初めて知った。だいたいは「経費で買ってくれる」を切り札にして、ちょっといいやつを買っていることが多い。ただ、この先生は安い&ちょっと面倒な手段をとって、経費を削減していた。クレバーだ。

・その先生は自分のことを、(社交辞令)おじさんなので全然頭が働かないですよ~、と言っていた。ただ、個人的には、主観的に公務員らしくないというか、すごい腰の低い方だと思った。足はめっちゃ速いけど。100mを11秒で走るけど。

・老けたなぁ、という表現について。最近、初対面の大人と話す機会が多かった。その先生もその一人だ。先生含むほぼすべての人から「最近…おじさん(おばさん)になったなぁ」という声を聞く。

・もちろん、僕「学生」と自分「大昔の話」を踏まえた時、相対的に自分のほうが「老人」であることは理解できる。ただ、それを口にする、ということはよほどのギャップがあるのだろう。

・ただ、自分側の意見としては、年齢などの不可抗力を除いて、違うのは
①体力や筋力など、身体のこと
②学力や知力など、頭脳のこと
③なつかしさなど、歴史のこと
そして
④金銭感覚

・一番ギャップを感じるのは金銭感覚だ。
  僕たち:自主的な行動による利益<突発的な大金の収益
その人たち:自主的な行動による利益>突発的な大金の収益

・そういうことから、やはり同じ「一万円」の感覚は違うのだろう。僕たちは「キリの良い数、紙幣一枚で済む。」と思う。共感する人、異論がある人、どっちでもいいと思うが。

・老いたなぁ、という人は「自分が失ったことへの恐怖」なのでは?と思った。

・自分は後輩に対して「若いなぁ」とは言わない。年齢差のこともあるが、やはり若いことを強調することはしない。でも、老けたなぁとはいう。そこには、言う人(後輩や学生に当たる人)の時から失ったものの違いを感じているのだろう。

・じゃあ、失ったものとは何か。それが、金銭感覚である。


・大人になったら「老けたなぁ」とか「俺っておじさんだから…」などと言わない人間になりたい。そう思った今日の帰りの電車内であった。

・あと、電車に乗ってるときにワイヤレスイヤホンに繋いでいなくて、大音量で平成初期のアニソンが流れるような大人にもなりたくない。今日の話である。


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