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【無知、芸術、銭湯、時間】2022-08-14

・きょうの日記は長いらしい。

・朝、休日なのに珍しく早起きをする。一桁時台に起きることなんて稀だぞ。普段寝る時間なのに。

・なんで早起きしたかっていうと、今日は知人と遊びに行った。どっちもワクチンを3回接種してるから、大丈夫かな~みたいに思ったので、行きました。

・東京の立川っていうところにある、”PLAY”という施設で、企画展『クマのプーさん』をやっていた。行きました。

・プーさんの原作を読んだことがない。ぷーさんのホームランダービーというゲームはかなりやりこんでいた。あと、100エーカーの森ゴルフというのもやった。だから、『キャラは知ってるけど話の中身は詳しく知らない』っていう感じ。

・内容としては、公式発表されている範囲で言うと、AからZのアルファベット26文字にちなんだ、プーさんにまつわる話が展示してある。木を基調としていて、らせん状に26文字が並んでいて、最後まで行くと、映像を見るブースになる。

・すごい面白かったです。展示室内の写真撮影が自由なのが、珍しいと思った。プーさんの原作を知らなかったのだが、はちみつのビンとか、作者の生い立ちとか、世間一般のプーさん知識だけでも楽しめる。もちろん、プーさんのことに精通している人だと、『これ、あのシーンのやつだ!』ってなると思う。

・10月2日まで、立川と名古屋の二会場で展示されているそうなので、プーさん好きも、あまり詳しくない人も、楽しめると思います。当日券もあったけど、事前予約をしていくと確実に行けるので。


・そのあとは、”たましん美術館”にいって、『没後30年松村健三郎展』を見に行った。こっちは全く知らない状態で行った。プーさんの所の近く。

・主に油絵とその情景に合った川柳が展示されていた。この松村健三郎さん、最初は油絵を作っていたんだけど、途中から水彩画とか、水墨画とか彫刻とか、いろいろ始めてるのがすごい。多作タイプ。

・年月が経つにつれて、徐々に作風が変わっているのが、見てて面白い、というか、見てて飽きない。ゴッホとかは、○○期みたいな感じで、年齢によって作風を変えている。そういうのといっしょなのかな。

・自分の写真フォルダとか見ていると、被写体に選ぶものとか取り方とか、どんどん趣味が変わってるな~って思う。そうやって、年ごとに変化をつけていくと、なにか発見があるかもしれない。


・そのあと、銭湯に行った。立川の”高砂湯”っていうところ。

・スーパー銭湯みたいな、デカい風呂がいっぱいあって~サウナがあって~みたいな感じじゃない、地域密着型な銭湯。

・中学生、500円で入れた。安すぎる。

・服を脱いで、ドアを開けると、そのすぐ横に椅子とオケがある。それを持って体を洗う。シャワーヘッドは固定されていて、頭で迎えに行くかオケに貯めるしかない。

・大浴場は『高温』『中温』に分かれていて、高音の方は電気風呂、中温の方はジェットバスになっている。電気風呂が割と本格的で、手が開けなくなるくらいつよい。かなり覚悟がいる。ジェットバスの方は普通というか、気持ちよい。

・どうやら、追加料金で、サウナとラドン風呂に入れたらしい。知らなかったから入れなかったけど、サウナもラドン風呂も気持ちよさそうだった。水風呂が一畳くらいの大きさだった。

・風呂を上がって、服を着て。

・更衣室にジュースの自動販売機があって、その向かい側に『どうぶつの森で見る、マッサージチェア』があった。

・まだ現役で動いていた。5分で20円。安い。刺激が強くて、『普通のやつじゃ弱くて満足できない!』みたいな人におすすめ。体験としての価値が今後ついてくると思うから。

・あと、更衣室に喫煙所があった。ちゃんと着替えるスペースとは分かれていた。その喫煙所の入り口の隣に、大量のマンガが置いてあって、煙草を吸う人は、マンガを手に喫煙所に入っていった。なるほど、更衣室だと東京都の条例的にスマホの操作ができないから、マンガでも読んでや、ってこと。『鬼平犯科帳』と『ヤングジャンプ』しかなかったけど。男湯だからかな。

・更衣室から出たところにあるスペースでちょっと休憩をしていた時、体にバスタオルを巻いた男の人が更衣室から出てきた。なんだ、と思ったら、番台さんに向かって『水ちょうだい。お金は後でアレするから』って言って、課金サービスの水を受け取って、湯船に帰っていった。

・そういう、お客さんのニーズに臨機応変に対応して、地元民に愛されてます!みたいな先頭には来たことがなかったから、かなり新鮮な体験になった。次もまた来てみたいと思う。


・プーさんを見て、松村健三郎さんを見て、銭湯に入った。かなり充実した休日になった。

・ふと、去年のお盆って何やったっけ?と思って、一年前の日記を見てみたら、川べりを5km歩いていた。何やってんだ。

・皆さんも、自分も、時間の使い方は上手になりましょう。時間の使い方が幼稚園児よりあぽすてけんな自分は、「夏休みの宿題」とやらに取り組みたいと思います。

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