見出し画像

【「夜行性のバッファロー」はちくちく言葉か】2023-02-20

・今日の午後、ずっと萎えてた。


・インフルで学校を休むと、オンラインで授業を受けれる制度がある。今日も、ある人がオンラインで受けていた。

・公民の授業のとき、向こう側のマイクがついていて、音がハウリングしていた。ほゎ~~~んってずっと鳴っていて、みんなの中で(誰が指摘する……?)みたいな空気になっていた。

・ついに、誰かが「先生!パソコンの向こうで〇〇さんが泣いてます!」といった。ハウリング音を泣き声に見立てる。ユーモアたっぷりで、面白いじゃないか。

・自分は「夜行性のバッファローみたいな声だね」といった。



さあ、上の一連があった。あなたが担任なら、誰にどういうことをいうか。



・結果から言うと、発言をした二人(自分含む)が、怒られた。なんで。

・まず、先にしゃべったほう。

・「向こうだって気づいていないかもしれないから、ちゃんと指摘したほうが良い。そこに、ユーモアはいらないから。」と怒られていた。

・後にしゃべったほう。自分が言われた言葉。

・「そもそも、そうやって人を罵倒することは言っちゃダメ。」



・え、「夜行性のバッファローみたい」って、罵倒語なの?

・まず、”夜行性”や”バッファロー”って、言葉の響きがかっこいい。中学生だし、ヤ行とかバ行がかっこよく聞こえる。

・自分はハウリングの音に対して、夜行性のバッファローみたいだ、といった。決して、誰か特定の人に対していったわけではない。それがうまく伝わらなかったのか、と思っている。

・そして、”ホワイトバッファローウーマン”っていう神の化身が、ラコタ・スー族で信じられている。パイプを持った美しい女性の姿をしている。自分は、ホワイトバッファローウーマンのバッファローを借りた。

・そもそも「夜行性のバッファロー」と言われて、いやな気分になる人って、いるのか?


・自分にも、落ち度はある。「あくまで、ハウリングの音に対して自分が思ったことを言っただけである」ということを強調すべきだった。バッファローが好きじゃないのかもしれない。先生がスー族だったら、こうやってバッファローを軽薄に使われるのはいやかもしれない。

・ただ、誰かを罵倒しようと思って言ったわけじゃない、ということを先生も理解してほしかった。


・そうやって、今日の午後をずっと萎えで過ごしてた。すごい、時間を無駄にしてしまった感じがする。


未成年