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【ノンシュガー、ノーライフ】2021-07-20

・部活。砂糖不使用のスポーツドリンクを飲んだ。

・運動をすると、糖分が不足する。そんなときに飲むものだから、砂糖を使わないなんてどういう効果があるのか?と疑問に思っていた。

・案の定、大手のスポーツドリンクには劣る味がした。砂糖を使わない分、後味に苦みが感じられた。栄養ドリンク剤のような、飲んだ後のギシギシ感がある。「スポーツ後に飲むもの」というより、「糖質制限中に飲むご褒美」みたいな味。

・何でもかんでも「砂糖不使用」「ゼロカロリー」を謳えばいいわけではない。砂糖を使ったほうが効果があったり、カロリーを多く使うことで食品としての価値を保っていることもある。夜食とか、スポーツ後に飲食するものとして、ダイエット食のようなものを提供するのは、本当に消費者の需要を考えて作られたのか考えてしまう。

・もちろん、砂糖不使用でゼロカロリーのものを批判しているわけではない。そういった食品を健康面から求めている人だっている。ただ、スポーツドリンクのように、ノンシュガーにしてはたして本来の目的を発揮できるのか、考えてからノンシュガーゼロカロリーにしてほしいのだ。

・砂糖不使用と言いながら、高濃度甘味料はめちゃめちゃ入っていたけど。


・砂糖不使用のプリンは本当においしいのか。ゼロカロリーのパンができたとして、それはパンを食べる本当の意味に直結するのか。

・行動に対して、本来の意味を見失ってしまうと、時間と労力がもったいない。


・部活にて、いまは長距離を走っている。ただ、最近になって短距離が速いのでは、と考えるようになってきた。まだ学生であるため、距離変更はそんなに苦ではない。ただ、今までの練習がどう生きてくるのかは考えなくてはいけない事象である。

・自分を一言で表すなら?という質問をよくされる。

・そんな時、僕はいつも「偏差値60」と答えている。
何事も卒なくこなしてきた。昇級制度のスイミングスクールも毎試験ごとにクリアしていった。運動だって、跳び箱とか鉄棒とかの器械体操は、よくできていると思う。

・陸上だって、すべての長さを「そこそこ」のタイムで突破してきた。

・ただ、それで困ることがある。

・一位を取ったことがないのだ。

・偏差値60の人は、偏差値70の人には勝てない。テストも90点の人は100点の人には勝てない。陸上も、世界レベルの選手には到底到達できない。

・そういうことで悩んでいるのも、どうせ大人になったらいい思い出になるんだろうな。飲み会とかで毎回話すようになると思う。「あの頃は楽しかったな~」とか言いながら、笑顔で話すのだと思う。


・砂糖不使用の、ちょっぴり苦い思い出となるのだろう。



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