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【寿】2022-01-03

・久しぶりにスガキヤのラーメンを食べた。めっちゃ美味しい。

・食レポって、一種のネタバレだよね。「外がサクッとしてて、中がとろ〜んとしてる」という情報だけで、大体の食後感が想像できる。

・ネタバレにならないように説明する。

・いわゆる「家系ラーメン」の美味しさは、ギャルである。出汁がドーン、麺がドーン、油がバーンって感じ。『ほらほら、お前らはこういうのが好きなんだろ。このラーメン大好きおじさんめ。』って感じ。

・対して「スガキヤラーメン」は清楚である。出汁、麺、油の謙遜された味が逆に主張となっている。『え…こんな味が薄いのに、好きなんですか。もっと家系のほうが美味しいじゃないですか。変わった人ですね。』みたいな感じ。

・スガキヤラーメンは、具材も少ない。ネギとメンマとチャーシューだけ。しかも、チャーシューも薄いし、メンマやネギも量が少ない。

・しかし、そのおかげで「スガキヤラーメンというブランド」であることが保たれている。分厚いチャーシューや様式美海苔があることで、家系の豚骨醤油ラーメンがパワーを持つのとおんなじ。

・また、東海近畿圏しか出店していないことで、食べ飽きることがない。

・家系ラーメンは全国に発展したおかげで、中毒性の高い味を忘れられずに済んでいる。しかし、スガキヤラーメンに中毒性のあるパンチはない。だから、「久々に出張で名古屋に来たし、昼はスガキヤに行くか」って言って食べると、めっちゃ美味しいのだ。貴重価値が生まれる。だいたい、そういう人は夜のホテルで山ちゃんとビール。2時過ぎに寝落ち。

・ぜひ、東海地方の旅行ではスガキヤラーメンを食べてみてはいかがだろうか。スッキリしていて、ゴツいラーメンが苦手な人でも食べやすいと思う。

・因みに、案件とかでも全然ないし、味の感想は個人的なものであることをお忘れなく。


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