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完治と再発

こんにちは😃
前回は子どもながらに思ってたことを書いた。見ていただいた方々ありがとうございました!
今回はタイトルの通りの内容です。

小学生になり、月1の通院治療になった。まずい薬も無くなり、自分の中では「やった!これで元気な子と一緒に遊べる」と思い、外で遊んだり、自転車に乗ったり色々やっていた。

兄姉の影響もあり、空手を始めた。打撃があるのに大丈夫か?と思われるかもしれないが、完治するまでは形、基本稽古をやっていたため、問題はなかった。

道場の皆にはかなり気を遣ってもらっていたのだと今になって分かる。

月日が経ち、小学5年生の夏、主治医から

通院を卒業しよう。おめでとう。

と言われた。9年と2ヶ月の闘病生活は一旦幕を閉じた。
やっと皆と同じ稽古ができる、やっと全力で遊べると思い嬉しかった。

無事に小学校を卒業し、中学に入学して1ヶ月が経った頃に体調を崩した。
毎日鼻血が出る、首回りに内出血ができていた。近くの病院へ行き、医者から…

特発性血小板減少性紫斑病再発。

と診断された。血小板が5万以下になると出血しやすいと言われているが、私は1万6千しかなかったのだ。そりゃ出血するわなと思う。

当然受け入れられるはずもなく、医者から即入院と言われたが、拒否した。次来た時に血小板が少しでも下がったら入院するから待ってくれと言い、帰宅した。

再発と言われた時は頭の中が真っ白になり、時間が止まり、誰の声も入ってこなかったよ…
落ち着いた時にはネガティブになった。死ぬんじゃないかな?とも思ったし今かよ…ってなった。

私は変な所で信じているところがあるので、絶対次は上がってる!と暗示をかけた。すると点滴や薬を飲んでいないのに奇跡的に血小板が上がっていた。

秘めた力でもあったのだろうか?と思うくらいだ。
それからは状態も落ち着き、何をやってもへばらなくなった。

昔体が弱かった分、今では4年に1回熱が出るか出ないかになった。オリンピックかよ!!
ムダに体が強くなってしまった。

昔では考えられない。世間ではハードと言われている医療職をしているし、バンジージャンプやお酒を飲む、空手の組手もバチバチできるようになった。

病気のせいにしない

病気に関する言い訳を一切しなかった。これは私の誇ってもいいところではないかと思う。病気があるからやらないではなく、病気あるけどチャレンジをしようといつも心掛けていた。完治や良くするということを諦めなかったというのもあるかもしれない。

やはり完治した理由は、周りのサポートがあったからこそだと考えている。
色んな人の支えがあったからこそ生きてこれた。

今度は病気を持ってる人やその環境にある人達にgiveできるよう生きていきたい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

#特発性血小板減少性紫斑病 #ITP #再発 #完治
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