「変わり続けること」を変えない/ POOLO卒業制作
どーも!すなです🙋🏽♂️
POOLOがもうすぐ終わります。卒業です。
この一年間を通してPOOLOの活動に熱中し続け、就活とも相まってめちゃくちゃ濃い経験をしました。
振り返ってみると、新しい発見みたいなのもたくさんありました。
でもそれによって自分が変わったというよりは、社会の現実でも通用するのかっていう学生の自分なりにあった考えへの迷いがきれいに全てとっぱらわれて、「このままの俺でつき進もう」って思えるようになった一年です。
「俺、POOLO入ってよかった」ってまじで毎日のように言ってたけど、それって具体的にどのようなことがどんな風によかったのかってのを振り返りながら言語化していきます!
(あ、でも思い出だらけでほんまに一つ一つのエピソードを語っていくと本が書けそうやからざっくりまとめながら笑)
もしPOOLOに入ってなければもうちょい研究に熱心に取り組んで、大手の理系職に就職する教授からしたら”マジメ”な生徒になってたのかな笑
POOLOに入ったきっかけ
きっかけは大学もサークルも同じで、お互い旅好きということで元々仲良かったタムとラーメン屋に並んでる時「すな、POOLOって知ってる?」って言われたこと。
(六甲のラーメンまじおいしいよ🍜)
そこで興味を持って入ることを決めた理由は2つで、一つ目はシンプルに旅好きの友達が欲しかったから!
ちょうどサークルも追い出されて、同期は社会人になって働き始めたしコロナもあって遊びにくくなったし、海外で出会う日本人とも今まで仲良くなれてたからちょうどええやん!ってなった。
二つ目はPOOLOのサイトにあった
「旅した経験を社会で活かそう」
ってどんなことなのか気になったから。
当時の俺は就活を始めたあたりで、添削してもらいながら就活のテンプレみたいなものに当てはめてできあがったESの文章を見て、
全然自分じゃないみたいで気持ち悪かった。もっと自分らしい場面ってタイのカオサンロードで踊り狂ってる時みたいなのがあるって思った。
けどガクチカで「タイで遊んだことです!」っていうのも違うし、当時の自分なりにすごいモヤモヤしてました🙋🏽♂️
(ちなみに教授とバチって本気で大学院を辞めようかとかも考えてた笑)
そんな感じでタムは「講師陣が豪華!」ってすごくテンション上がってたけど、全然社会を知らない俺にとっては誰も分からんし、「友達増えて、なんか旅が社会に活かせるヒントでも得られたらえっか」っていう軽いノリで入りました笑
それがまさかここまでのものになるとは、、笑
ちなみに開始1か月くらいで友達はできて、しみなおさんの講義と前野先生の幸福学の講義で旅が社会に活かせることも知れたので、当初の目的は達成してましたね笑
良かったこと①「自分の”あたりまえ”が広がった」
さて、軽いノリでPOOLOに入ることを決めたもののいきなり難関ポイントが。自己紹介です笑
というのも今までの場合は一人でタイに行くような奴自体が珍しかったからそのまま“タイキャラ””フッカル”みたいなのが俺の個性やと思ってたけどPOOLOだと世界一周もしてるようなフッカルがわんさかいてるんですよね笑
だから「タイなんか全員行ってるやろしな〜」って思って自分の個性ってなんだろうって悩んだ。
(こんなこと言ってた、今みんなの見返すとすごいおもしろい笑)
でもコミュニティが変わると“大学院生であること”や“フラッシュモブサークルの副代表だったこと”など今まであたりまえだったことが逆に自分の個性になった。
「コミュニティが変わるとあたりまえも変わる」ことを知った。
同じ講義を受けたり、同じ本を読んでもそれに対して持つ考えは人それぞれ違うのを見て、
そういえば今まで似たような学力の生徒が集まる高校に行き、大学に行き、サークルに入ってワイワイしてたけど、この世界ってすごく小さいものなんだって思った。
そしてこのことから、人それぞれみんなバックグラウンドも違うし、今まで生きてきたあたりまえの世界も違うんだから単純なものさしで比較することに意味ってあるの?って思えるようになって、自分は自分らしく堂々としていようという考えになったのもあって、元々ポジティブだった性格にさらに拍車がかかってスーパーポジティブ人間ができあがりました笑
良かったこと②「アウトプットを通して自己分析がマリアナ海溝くらい深くなった」
「心理的安全性が担保されているうえでのアウトプットをする機会が多いこと」
これはPOOLOの良い点ベスト3には確実に入ると思ってる。
講義を聞いての感想や、色んなチャンネルで「すなはどう思った?」って聞かれる場面がたくさんあった。
言われてみれば今まで「人生とは?」「幸せとは?」みたいなことって考えたこともなかったし、いきなり友達にそんなことを聞いても何かの宗教に入ったとしか思われなかったと思う笑
でもそんなことを含めてみんなと気軽に議論をすることでみんなの色んな考えがみえてくるのと同時に「すなって○○だよね」って今まで意識してなかったことに気づかれて、どんどんアウトプットを通じて自分のことが理解できるようになっていった。
最近だと「みんなはどんな共同体感覚をもってる?」っていうテーマについて話したっけな笑
会社も年齢も全部バラバラな人達が等しい目線で議論するからこそ毎回新たな気づきがあってすごく楽しかった。
みんなと議論したことを就活に活かして、就活や普段の生活を通してできた新たなモヤモヤや仮説をまたみんなに投げかけてさらに深まって、っていうことを繰り返すことでどんどん自分が分かってきた。
「ワンピース」や「BUMP」といった好きだけどバラバラに思っていたことも繋がって、幼少期の嫌だった思い出や今まで直感でやってきたバラバラだと思ってたこともすべて繋がってきた。
だからこそ自分の芯や判断軸、理想の将来像やそのためにやりたいことも全て明確になってきた。
アウトプットってほんまにすごい笑
でもやっぱりここまでできたのはPOOLOならではの高い心理的安全性のおかげで、そのおかげでモヤモヤ状態でも口に出せたし、みんなで主体的にやったからこそ楽しみ続けられたんだと思います。
インターンとかで言われてやるアウトプットってすごく疲れたけど、POOLOのアウトプットは全然なかった!
そういえばPOOLOに入って本を読むことがめっちゃ増えたけど、これも「みんなに投げかけてみたい」って会話のネタになるし、みんなとのアウトプットを通じて初めて身につくことがわかったからかも!
ちなみに俺は「嫌われない勇気」のアドラー心理学もしっかり身についたなぁ〜
さて、次はどんな議題を投げかけようか。
世界史の本を読んで「歴史って繰り返してるくね?」っていう仮説ができてきたからこのテーマについて聞いてみよかな🙋🏽♂️
良かったこと③「社会人になるのがめちゃくちゃ楽しみになった」
突然ですが、俺が就職ではなく大学院に進んだ理由の一つが「まだ社会人になりたくないから」でした。
朝の満員電車に乗るサラリーマンはみんなしんどそうだし、実際に「学生の方が楽しかった」っていう声もよく聞く。
でもPOOLOで出会った社会人の人達ってものすごく楽しそうで、でもしっかりと就活で人事の人は絶対に教えてくれないような現実の厳しい部分も教えてくれて、でもそれを踏まえても楽しいんだろなってのが伝わってきます。
そしてなによりも今では「めちゃくちゃ豪華やったやん!」って言える講師陣たちのたくさんのお言葉。
「ビジネスもまずやってみることが大事。遊び感覚で良い。」
「弱さも強さになる。」
「直感も今まで生きてきた経験で蓄積された合理的な判断だ。」
「価値観の違う人を動かすためにやるのはまず自分が楽しむこと。」
心に刺さってる言葉をあげるとほんとにキリがないです。
俺にとってはほんとにどの講義も神回で、あれだけ色んな業界で活躍してる“雲の上の存在”と思えるような人達が言う言葉は「今の俺でもできそう」だと思えるくらいシンプルだった。
今までなんとなく思ってたけどモヤモヤしてたことが「それや!」って言語化された。
「学生なりに思ってたけど、社会の現実では通用しないのかな」って思ってたことをあんなすごい社会人がそれと同じことを言ってくれた。
だからこそ今の自分のままで社会人なっても大丈夫だってことが証明されました🙋🏽♂️
このまま突き進んでいきます!
これからやること①「運命的な出会いを意図的に増やす」
POOLOを通して、改めて自分は恵まれていること、ポジティブな人が多いなかでも特に自分はポジティブなほうだと気づきました。
先進国の中で幸福度が最下位と言われる日本でなぜここまでポジティブなのかを考えた結果、「旅」「最高のおやじ」「偶然の成功体験」といった要素がある中、
他の人にも当てはまる再現性の高い要素として
「BUMP OF CHICKENというアーティストに運命的な出会いを中2で果たした」
っていうのがあります。
ほんとに辛い時はいつでもBUMPの曲に救われてきました。
(中学卒業時に20歳になった自分へ書いた手紙。小遣いためて初めて買ったBUMPのDVDについてた紙吹雪が一緒に入ってました笑)
でもこれほどの出会いを果たしてる人って少ない気がするし、デジタルマーケティングがここまで発達した今の時代だと一人一人に合わせて広告を配信することで、「俺にとってのBUMP」みたいな出会いをもっと意図的に増やしていけるし、それによって日本人の幸福度が少しでもあがると思ってます。
だからデジタルマーケティングをしている広告会社に就職することにしました!
ほんとに運命的な出会いを果たしたと言える大好きな会社です。新卒一年目から自分なりに好き勝手やらせてもらえるみたいです🤩
だからこそこの目標を達成するために日々楽しんでいきたいと思います!
きっとこれがなぜか今まで運がよくて、恵まれたすぎている俺に与えられた使命なんだと思います笑
ちなみに内定承諾したその会社はなんの偶然か、同期が100人で始めはオンラインが主体、計画的偶発性を大事にしていて、「一人一人のアントレプレナーシップで世界を元気に」っていうビジョンを掲げてます。
ほぼPOOLOですね笑
POOLOの延長線上に社会人一年目があります笑
俺のビジョンともピッタリです。
POOLOの経験が思ったより早く社会に出ても活かせそうです。「旅の経験を社会に活かそう」と定めたPOOLO運営陣の狙い通りになってるんじゃないでしょうか🙋🏽♂️笑
これからやること②「最高の人生を送ることで俺の選択が間違ってなかったと証明する」
かといって理系で大学院生まで行って、バイオガスとかの研究してた奴が広告会社に行くなんて普通に考えたら「なんで?」ってなります。
実際に学校の同期はみんなすごいとこに就職します。
研究は全然活かせてないけど、でも自分は大学院に行ったことは正解だし、この会社に進むのが最適な答えだと思ってます。
親も大手電力会社やメーカーにいくものだと思ってたみたいやけど、この選択に快く賛成してくれました。まじ感謝です。
(ちなみに実家からヒビコレに出て、社会人の人らと堂々と議論をかわす俺の姿を見て「翔の人生は大丈夫、就活にも一切口を出さんからやりたいようにやれ」って宣言されました笑)
この感謝を親に返すために自分ができるのは、誰よりも社会人生活も楽しんで、最高の人生を送ることでこの選択は間違ってなかったと証明すること。そしてそれが最高の親孝行だと思ってます!
父ちゃん、母ちゃん、俺をここまで自由に育ててくれてありがとう。
父さんは来年から世界一周、母さんは家をリフォームして全国のライブフェスに行って好きなバンドの追っかけをする、と中々楽しそうな人生を送ってるけど、それに負けないくらい俺も楽しむから見ててくれい!
(内定承諾することを事前に電話したけど1分で終わった笑)
これからやること③「”海賊王”になる」
て言っても「最高の人生」ってなんだろ?って考えだ時に、俺の答えは
「ルフィのように生きること」
だと思いました。
「ルフィは海賊王になることを目指してるねど、すなにとってこの現代でいう“海賊王”ってなんなんだろね?」
ってがっくんとのコーチングで言われたのがきっかけです。
(POOLOのコーチ達にもすごくお世話になりました!🙇♂️)
それをもう少し具体化するといくつかの要素が出てきました。
その場で仲間を作る
ルフィの最も恐るべき能力として鷹の目のミホークが言った言葉です。
この能力って現代にも活かせると思ってて、そういえば今までも小中高大と様々な部活やサークルで全て副代表や副キャプテンをやってます。
これってたぶんどんな場所でも自分なりに楽しむことができて、だからみんなと仲良くなれて人と人をつなげることができる素質があったのかなって思ってます。
POOLOでも様々なフェーズに移る中、ずっと熱中し続けられたのもこのおかげもあるきがしてます。
だからこそこの素質に今までの経験や、マーケティングというどこでも使えるポータブルスキルを身につけることで、将来的にはどんな人とも友達になれるルフィのようになろうと思います。
「支配はしない。この海で最も自由なやつが海賊王」
ルフィがシャボンディ諸島で放ったセリフ。
これもすごく自分に当てはまっていて、たしかに今まで「嫌だ」と感じた場面って「自由じゃない」って要素があった。
そしてビックになりたいとは思うけど、「偉そうな人」にはなりたくない。
これがベンチャーの会社を受けて「若いうちから何人ものリーダーになれるよ!」って言われたけど響かずにモヤモヤしてた正体。
たしかにルフィってあれだけビックになっても絶対仲間と上下関係を作ろうとしないし、目の前の友達を助けるために動く姿勢はずっと変わってない。
だから春から行く会社の社長面接で、すごい会社の社長なのに「黒Tシャツ一枚」っていうラフな格好で出てきて、「面接っていう言葉は堅苦しくて嫌だから、“おしゃべり”をしましょう」って言われて開始20秒で「俺、この社長についていきたい!」って思った。
今まで後輩にもできるだけ「タメ口でええよ」って言ってきたのもルフィみたいになりたいからだと思う。
実はこうやってnoteを書くのも最初は渋っていて、というのもnoteを書くと今までの友達から「砂原なんか意識高くなった」って別の世界に行っちゃったって思われなくなかったんだと思います笑
みんなの期待をいい意味で裏切る
王下七武海のクロコダイルに、四皇No.2のカタクリにルフィが勝てると思った人はいるでしょうか?
そして格上をどんどん打ち破っていくルフィの姿を見てどれほどの人が感動し、ポジティブな影響を与えられたでしょうか?
最近俺は「今まで色んなことしてきたけど、そのどれもが“すげぇって周りから言われたい”っていう欲求から来てるのかな」って思い始めました。
だからあたりまえをあたりまえと思わずに、その場で最強のチームを作ることで、これからもすげえって言われるようなことを成し遂げたい。
そして、それが「砂原だからできたこと」って終わらすのではなくて、「あんな砂原でもできたんやから、自分にもできるかも、、!」ってその姿を見た誰かの心にポジティブな影響を与えていきたいと思います。
まさにPOOLOの講師陣を見て「俺のこの考えは合ってるんや」って思えたり、
何歳になっても常に夢を持って過ごす父さんの背中を見てきて「俺もこんな楽しい人生を送るんだ」って思えたように、
今度は自分が誰かにきっかけを与える番だと思ってます。
なんか、「ワン・フォー・オール」やなって勝手に思ってる笑
POOLOのみんなへ
みんなーー!!俺はほんまにPOOLOに入ってよかったと思ってます!
またかよって感じやけど、ほんまにそうなんですよね笑
みんなから沢山のgiveをもらったからこれからは俺から返させてください!
俺のやりたいことは「今までお世話になった人に恩返しをすること」です。
もちろんその中にはPOOLOのみんなも入ってます。
そして、俺の恩返ししたい人は「タイのど田舎で一人彷徨ってる時に助けてくれた名前も連絡先も知らないあのおっさん」とかも含まれてます。
でもあのおっさんにもう一度会うのは現実的に無理です。
だからこそ俺は見知らぬ誰かであっても助けて、ポジティブな影響を与えることでその人がまた別の誰かを助けて、、、って感じで感謝のバトンを繋げていくことでいつかあの時のおっさんにも、そして今や日本を代表するロックバンドであるBUMP OF CHICKENにもこの感謝を伝えられたらいいなって思ってます!!
まさに人と人が恩返しでつながる、これが俺なりの“ひとつなぎの大秘宝”です😎
今はこんな感じで希望に満ち溢れてるけど、もしかしたら社会人になってものすごく迷走しちゃってるかもしれません笑
そんな俺を見た時は「おい、あの時のすなはどこいった!」って叱ってください笑
POOLOは形式上1年間で終了することになるけど、俺はこの繋がりをずっと保っておきたいです!
社会人になっても俺のフッカルキャラは変わらないと思いますので、これからもどんどん遊びましょう!お互いに刺激し合い続けていきましょう!
というわけでこれからもよろしくお願いしますー!!🤩
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