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523 82歳の暮らしの断片

(64)ケジメは否応なく

2月半ばに受け取りました。
伸びやかな立派な字の封書。
中身は分かっていました。
3の4の会開催案内。
日時、会場、会費、交通案内。
これもまた大きな字で、目が悪くなった私でも、はっきりわかりました。
飯田君の頼もしさと優しさが伝わります。
行きます行きます!ハガキのもま
出席するにチェック!
近況報告とな!
2月16日、
83才にもうすぐなります(3月1日)、82才の締めくくりも忙しく、あれこれ、首突っ込んでいます。当日まで粗相の無いよう気を付けますね。
 私の字も大きくて収まりませんが、飯田君のきちんとした文字との違いは、年配の女性とも思えぬ、グチャグチャに、はみ出した見苦しい文面。幾つになっても、こんなもんの私ですよ。
 歩みを書いてくれた中で思い出しました。
 2018年5月16日齋藤先生卒寿の祝賀会のはずが、入院加療中、有志でお見舞いとあります。
 その時77才の私の、朝日新聞ひととき欄への投稿。
(恩師不在の祝う会)
5人の男女でお見舞いし、握手して先生と別れた。
主人公不在で集まったのは13人。話題はもっぱら健康の話だったと書いてあります。 
 ついでに言うと、10才の頃から投稿し、朝日新聞とは22歳から55年にわたり、ちょっといい話路線で、あれこれ書きました。恩師不在のこの投稿で、新聞とは縁が切れました。
 その後はコロナ、ご無沙汰を詫びながらのお尋ねに、返ってきたのは、先生ご逝去の報。
 今回の会場が、ご意向に添った、せめてのはからいになったのですね。
 東区の白壁、日本基督教団、中京教会。牧師さんのお言葉、賛美歌斉唱。
 あまり馴染みがなく、イメージできませんが、沁み沁みした談話会になるのでしょうか?それに、何人の人が締めくくりの会に、集まれるのやら?!密度濃いひとときになればと願います。
 先生と前後して次々、大事な人が数人この世をさられ、流石に陽気な私も、気を弱らせていた所、先日自分史の会の二次会で、同い年の女友達と二人だけで話す機会がありました。
同じ背景の時代を生きてきたので、性格や環境が違っても共通項もたくさんある。何を話題にしても共有部分が多くて話弾みました。80年もの人生には、喜怒哀楽もとびきり、山坂もたっぷり、過去にも遡り現在の状況にも触れ、混濁の世の不確定な未来に渡るまで、時間いっぱい喋って、また今度も二次会は必ずやろうと、珈琲一杯で、粘ったものですよ。
最後のクラス会、懐かしい顔がたくさん揃うと良いのだけどなあ!


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