見出し画像

文豪メランコリーめちゃくちゃ楽しい❗️

どうも、カケルです。
今回はオススメの舞台配信をご紹介します❗️
販売期間が2月26日〜3月7日までと限られていますが、配信期間は3月14日まで1週間観られます。
その作品というのが、狂音文奏楽「文豪メランコリー」


◆狂音文奏楽「文豪メランコリー」とは

文豪メランコリー、通称「文メラ」は、2023年6月29日~7月9日まで、六行会ホールにて行われていた舞台(LIVE?🤔)です。

内容的には芥川龍之介や太宰治、夏目漱石といった文豪達が現代に蘇り、自分達のイメージをぶち壊しありのままの姿をさらけ出して歌いマイクパフォーマンスをする……といった感じです。
改めて文にしたらすごい内容ですが、本当にそう。

文豪の作品と言えば「文豪ストレイドックス」「文豪とアルケミスト」あたりが有名ですが(実際、文メラの中でこれらの作品名が出た)、文メラに文豪の格好良い姿はありません🤣
どちらかと言うと女癖の悪さとか、酒乱とか、変な性癖とかにスポットが当たっていて『クズ』さ加減が強調。
文アル派だけでは知り得なかった文豪の一面がわかり、本当に作品によって文豪達のイメージが全然違うなぁって。
今回、そんなクズ(?)の文豪達を演じた俳優陣はコチラ❗

◆文豪メランコリーのキャスト陣

芥川龍之介

橋本真一さん

橋本さんの芥川さんは小柄で可愛らしい印象。芥川さんメインのシーンの芝居と歌は惹き付けられます。

谷崎潤一郎

校條拳太朗さん

校條さんの谷崎さんは……M(変態?)過ぎて、本物の谷崎潤一郎とは?🤣コーレス楽しすぎ。色んな意味で忘れられないキャラ。

太宰治

反橋宗一郎さん

反くんの太宰さんは女癖の悪さが強調されていました。でも芥川先生好きは相変わらず。コーレスを提案するあたり、さすがです。

中原中也

秋沢健太朗さん

中原中也と言えばお酒。そこは秋沢くんの中也も同じ。太宰が反くんなせいか、コンビネーション抜群です。

夏目漱石

前川優希さん

人の良さそうな印象ではなく、優希くんの夏目さんはブラック気味。年下なのに、本番での演出力は天才です。格好良すぎて惚れた。ファンサすごいです。

与謝野晶子

中山栄嗣さん

与謝野さんという女性役を栄嗣さんがやるインパクト。これが初舞台とは思えない。歌が化物並に上手いです。

石川啄木・宮沢賢治・江戸川乱歩

谷佳樹さん

第一弾ゲストの谷さんの石川啄木はクズに拘る、少しおバカキャラでした。観客巻き込むのさすがだな。

佐藤弘樹さん

第二弾ゲストの宮沢賢治は佐藤さん。好青年かと思いきや、ただのむっつりスケベだった。一言だけの英単語のチョイスが逸材でした。

君沢ユウキさん

第三弾ゲストの江戸川乱歩は君沢さん。途中でキャラ変してからの高テンションには驚かされました。江戸川乱歩ってミステリアスなイメージだったけど、めちゃ陽気な人だった。

◆楽しめる要素がたくさん

こんな感じで我々の文豪のイメージを裏切ってくる脚本は、御本人も役者として活躍する磯貝龍乎さん。
元々の台本がとても面白いです。この発想力凄すぎる‼
大笑い出来るのに、歌や躍りのパフォーマンスはめちゃくちゃカッコイイし、楽しいし、セクシーだし、演技で泣かせるし😭
アドリブ部分は当然のこと、通常のお芝居パートも毎回、その時の感情によって表現の仕方が違ったり。

それから毎公演、最後のアンコールは撮影動画がOKでSNSにアップしても可
今回、こちらに載せているものは、私が会場内で撮ったものをX(旧Twitter)に投稿したものとなります。(推しへの偏りはすみません😓)
自分が観た後や、観に行けなかった回もSNS上で見返すことが出来て会場内の余韻を今でも楽しむ事ができるのは良いですよね。

本当に舞台というよりLIVE🎙️
ペンライトは持ってた方が断然いいし、コール&レスポンスも楽しい🎵
今まで観てきた文豪の舞台とは全然、違いました。

なんせ、文豪達からファンサ貰えましたから🤣

【進化する舞台】

この舞台の1番すごい所は初日から千秋楽までの間に進化していったこと。
まず、最初は中原中也と谷崎潤一郎しかコーレスはありませんでした。
それが何回か本番をやるうちに、キャストの方々の提案で最終的にはメイン全員にコーレスが出来ました。
夏目漱石に至っては、日替りのコーレス🤭

そして一番感動した進化が、第三弾キャストの江戸川乱歩を迎えた初日に起きた最高の演出。
今作は、それぞれのソロパートがあるのですが、その都度、観客はペンライトをメンバーカラーに変えていました。
ですが、トリである芥川さんはメンバーカラーである「白」に変えるタイミングが、観客達が掴めず、一斉に白一色になることがないまま第三弾キャストまできてしまいました。
そのことは私もモヤモヤしていたのですが、それはキャスト陣も同じだったようで、途中でどうにかしてペンラを変える演出を作れないかと(芥川役の橋本さん抜きで)話し合ったそうです。
本番直前まで話し合い、はっきりとした演出が決まらないまま、きっかけとなる前川優希くんに丸投げ状態でその日の幕が上がってしまったようで……。
でも、そこで優希くんが見事にやってくださいました!

ペンラを消して真っ暗にする演出も(これは第二弾キャストからも出来上がっていました)、その後に「白」とはっきり言わずに、でも客席が自然と白一色になるような夏目先生のお言葉。

あまりの素晴らしい流れに、初日から観てきて1番の会場一体の感動があったのを覚えています。
しかも橋本さんには内緒🤫で、そこまでのことをやり遂げたのですから凄いです。
その日のアフタートークで何も知らされていなかった橋本さんが、そのことについて驚きのあまり関西弁で言っていました。
最年少ながら、優希くんのセンスの塊でしかない演出、素晴らしかったです。

◆最後に

こんなに、未だに楽しめる文豪メランコリー、通称「文メラ」ですが……なぜか円盤化していません!
こんなに面白いし、楽しいし、みんなに広めたいのになぜ‼


…………本番中、やりたい放題だったから色々と問題があるんですかね😅
でも、今年の頭のイベント時に脚本・演出の龍乎さんが「(文メラの続編)今年やりま〜す」って、サラッと言っていたので、その言葉を信じて続報を待ちたいと思います。
再演やって、円盤化してくれないかな?そして、その後に続編を。

ここまでお読みくださり
ありがとうございます👋😆


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?