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【最先端高齢化社会日本】

【未踏の高齢社会。】
日本は世界でも最先端の高齢化社会となる。
人類が経験してこなかった未踏の地である。
高齢化社会は数々の社会問題を生み出し、現状維持の政策では維持どころか衰退してしまうことになるだろう。
しかし、見方を変えれば、新たな改革、イノベーションを起こせるチャンスでもある。
人は環境によって成長するものだ。
高齢化社会において必要なイノベーションを起こす、救世主のような存在が現れる可能性もある。人材、テクノロジーを上手く活用することでより良い社会は創り出せるのだ。

【高齢化社会の推移】

厚生労働省所属の機関である国立社会保障・人口問題研究所では、2035年には総人口に占める高齢者の割合が33.4%となり、「3人に1人が高齢者」になるという推計

総務省では働き手の主力とされる15歳以上65歳未満の「生産年齢人口」の減少や、介護負担の増大などをあげている。
(出典 https://p-kaigo.jp/news/10725.html)

労働力不足、介護、社会保障など...
高齢化社会にともない、構造改革が必要なことは明らかである。
またテクノロジーの発展に伴い、働き方も大きく変わってくるため、現状社会自体の変革も必要である。

【労働力不足】
ここにはAI, Robotics, IoTが人間の仕事を代わりに行ってくれるようになる。
またテクノロジーにより、社会的弱者と言われてきた高齢者、障害者なども、年齢に関係なく社会進出が出来るようになる。
これらの要素を考えると、労働市場において、逆に人が余ってしまうようになっていくだろう。

【介護】
ここにもテクノロジーが大きく貢献するだろう。また海外からの介護免許を取得した外国人介護士も多く受け入れることで、解決が十分に出来る。
自動運転、遠隔医療なども組み合わせれば、医療を受けることも安易に出来るであろう。

【社会保障】
ここにおいては、ベーシックインカムが導入されると考える。ベーシックインカムとは、無差別に誰でも一定の金額を受給出来るという制度である。誰でも最低限度の生活が受けられる上に、個人の尊厳を守る。究極の社会保障と言われている。
また医療保険には民間保険が多く参入し、所得が高い人と低い人で格差のない医療サービスが提供出来るようになるだろう。

【まとめ】
日本はある意味、世界最先端な社会になるのだ。世界的に、その社会にある問題の解決モデルになれるかもしれない。それは日本の人々次第である。最も言えることは、超高齢化社会はピンチであり、チャンスでもある。
国内の社会問題を解決するイノベーションを起こすことが出来れば、それは後々、世界的な解決策となる。日本はとてもエキサイティングな時代、社会を開拓しつつあるのだ。