#科研費のコツ 61~70
コツ61 早く書け
いきなり完璧に仕上げることはできません。文豪ですら推敲します。締切は先だからと後回しにせず、まずは最後まで書きあげて下さい。
その後、誰かに見てもらうか、時間をおいて自分で読み直してみると、全然伝わらないことに気づきます。そこからがスタートです。
コツ62 ちゃんとした研究計画を
研究計画は申請書の本体であり、これが貧弱だと台無しです。
分量:論文を読み、仕事をまとめる上で必要な研究量を把握する。
厚み:ある主張は、複数の結果でサポート。そうなってる?
リスク:うまく行かないことを前提にした計画。それが現実。
コツ63 強調はほどほどに
申請書は印象的なものにしようと、太字や下線、網掛けを乱発すると読みづらくなります。
強調が多すぎると大事なところが目立ちません。
「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
また、複数種の強調を使う場合、使い分けの基準を明確にしましょう。
コツ64 申請書は物語
申請書にはストーリーが必要です(コツ11)。
日常から、問題が起こり、苦労しながら解決する。
この構図は小説でも同じです。
以下の海外サイトは申請書のテンプレートをわかりやすい形でまとめくれています。参考にどうぞ。
https://theprofessorisin.com/2011/07/05/dr-karens-foolproof-grant-template/
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