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アイマスPが虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会にハマった話

そしてそこで三船栞子に狂うまでの記録みたいなものです。


・自己紹介

表題の通りのアイマスPですが、プロデューサーとして担当を持ち濃く関わっているのは【シンデレラガールズ】【ミリオンライブ!】の2ブランドになります。メインは現在はミリオンの方。
【ラブライブ!】に関しては初代……μ'sに関して、世代的な事もあり周りには履修済みの人が多いのですが、自分自身はアニメも含めほぼ素通りで来ています。

・【ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会】に触れた経緯

これはもはや言うまでもなく異次元フェス……『アイラブ歌合戦』なのですが、実は最初はライブそのものではありませんでした。
ただ、アイマス……というよりも、より正確にはミリオンライブのPとしてはこの異次元フェスの開催発表に近い時期にとても大きな動きがありました。
グリー時代からの人は10年、そしてミリシタからの自分でも5年待ったミリオンライブのアニメ化、その劇場先行上映です。

第一幕(1~4話)序盤からミリオンPの間では高評価でスタートした本作でしたが、特筆すべき動きがありました。
それはその高評価を受けて『ミリオンライブを知らない人たちが劇場にまで足を運んでアニメを見てくれる』というものです。
友人に誘われたり大量にムビチケを抱えていた人から譲られて観に行った人、TLで見かけて気になった人など様々な人がいました。
そして自分が見かけたのは恐らく第三幕(9~12話)の上映開始前だったか、されたタイミングだったか。その中に異次元フェスに向けてのアピールの一環としての意味合いもあるでしょう。「ミリアニが好きだった人は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のアニメは好きだと思う」という、要約すればそのようなツイートが散見されました。
それは以前よりラブライブ!と兼任しているPもいれば、ミリアニをきっかけに新たに触れてくれた人もいたようです。
流石にこうなるとは思わずそのツイート群を記録していたわけでもなく、かなりうろ覚えで申し訳ないのですが。
そのようなオススメに触れた事に加え、僕には自分の推すコンテンツに新たに触れてくれた人がいたらその人が推すコンテンツに少しは触れてみる、という信条がありまして。
基本的には知り合い間で自分が推した時に、という返礼的な動きなのですが、この時は少なからぬ人がミリアニという大きな動きに触れてくれた事に対し、その信条に則る形でラブライブの中からまず虹ヶ咲に触れる事を選択しました。そして遅れてではあったのですが異次元フェスに向け11月の半ばごろから虹ヶ咲のアニメを見始めます。

・虹ヶ咲に触れてから三船栞子に出会い、狂うまで

・アイラブ歌合戦まで

……が、実は異次元フェス『アイラブ歌合戦』までに見たのは一期の7話だったか8話だったか、そのくらいでした。
「面白い」とは思っていたのですがこの時期は如何せん、ミリアニのテレビ放映が行われており、地上波では見られない地域だったのですがニコニコなどで週に3~5回は見ていました。劇場で何回も観たものを。週に何回も。というわけで速度はかなり遅々たるもので、結局ライブまでに視聴完了する事は出来ず、ただほんのりとラブライブ!の他のシリーズよりは知識があったので、「この子たちがあの虹ヶ咲の子たちなのね……」みたいな感じでした。

・アイラブ歌合戦から虹ヶ咲6th愛知公演Day1

ただ、配信ではありましたがそれでもライブを経てそれなりに受け取るものもあり、この後はアニメの消化速度がやや加速します。この時点では予習の効果もあり、ラブライブ!シリーズで一番気になるのが【虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会】という状態でした。

アイラブ歌合戦の2週間後の12月23~24日にライブ(6th愛知公演)があった事もあり、悩みながらも「今後に向けてこの機を逃すのはよくない」という考えのもとで、ミリアニの一挙放送と同時視聴を強行する形で23日のDay1のみ有料生配信にて参戦しました。この段階ではアニメ履修は二期の序盤と言ったところで、キャラクターとしては全員を認知していました。
ここで三船栞子のソロ曲、『咬福論』も披露されます。
そこでの僕の反応ですが、ざっくり言えば

「みんな騒いでたけど、確かにいい曲じゃん」

でした。
もうね、ここまで来たら1行目の回収かと思われそうですが、どっこいそうではない。本当にそういう感想でした。いや、異次元フェスで虹ヶ咲や栞子を知った人や周りのPがちょっとこの咬福論でざわざわしてたのは知ってたんですよ。でも僕の反応は聴いてもこうでした。薄い。

・虹ヶ咲6th愛知公演後

もうこれだけで他の説明いる? って状態ですね。
こう書くとかなり後のように思えるんですが、日付の通り愛知公演Day2の日の出来事です。
最初に栞子に魅せられたきっかけは『咬福論』ではなく『EMOTION』でした。
ここに至る経緯ですが、一期を観終わった時点での僕は中須かすみが一番好きで(今でも栞子と並んで一番好きです)、そのかすみんを含む1年生組(桜坂しずく、天王寺璃奈)の組み合わせがなんか好きだったんですね。
さらに、6th愛知Day1で披露された1年生曲『Waku Waku! Monday Morning』の印象がとてもよかった。わからんちな事が多い状態で見た中で、かなり印象に残るほどにとてもよかった。
アイラブ歌合戦後からサブスクで虹ヶ咲楽曲をまずはソロ中心に聴き込みDL購入していく中、そういう流れで、まだ二期途中だったにも関わらず先に同じく1年生である栞子の曲を聴き始めてこうなりました。
いやね、でもEMOTIONは本当にびっくりしたんですよ。
ラブライバーたちはこんな名曲を隠していたのかと。

そしてその翌日。

急にキレ始める。
これは本当に定期的に言う気でいます。
だってみんな咬福論咬福論言ってたもん。EMOTIONの話しなかったじゃん!
というわけで。

本当に本当に、みんなこの曲を聴いてくれ。
咬福論もいい、当然いいが、本当にこのEMOTIONを聴いてくれ……サブスクにもあるからフルで聴いてくれ……。
曲にある背景情報とか一切なしで、一度聴いただけでドハマりしてしまう曲はそう多くないです、実際。虹ヶ咲楽曲はサブスクで聴き込み→気に入ったものをDL購入という形を取っているのですが、その中で一度聴いただけで堕ちて秒で買ったのはこの曲だけでした。1ヶ月ほどで75曲くらい買いましたが、他は買う前に少なくても3回は聴いてる。
あと『コンセイトレイト!』も聴いてくれ……言い始めたら全部ってなるけどとにかく咬福論以外だと僕はこの2曲を聴いて欲しい。特に『EMOTION』を聴いて欲しい。

そんな流れで、三船栞子を知るのは最初はアイラブ歌合戦のソロ曲(決意の光)披露、となるのでしょうが、僕にとっては『EMOTION』を聴いたこのタイミングこそが彼女との“出会い”であったと、そう思っています。

ややまとめそうな空気になってしまいました。しかし最初に言っていますが、これは栞子に出会うまでではなく狂うまでの記録です。
ここまではご覧の通り、まだ全然狂っていませんからね。
ただここから先はアニメで“スクールアイドル”の三船栞子が先に聴いた曲からの大きな期待感に完璧に応えてくれた事もあり、どんどん滑り落ちて行きます。急角度の戻れない滑り台を猛スピードで滑って行くような感覚です。

1月3日、ついにスクフェス2に課金。
無料合計240連に課金一発をぶち込んだだけではありますが、アイマス以外のゲームに課金するのはいつ以来か……ぶっちゃけ半円形タイプの音ゲーが苦手なのでこの先はどこまでか、みたいなところは実はあったりもするんですが、とりあえず手元に最高レアの栞子が欲しかった……。
ちなみに最初に選んでたのはかすみんです。

1月5日、無事NEXT SKY視聴オタクとなる。滅茶苦茶シンプルな感想ですが、ポニテ栞子は正直意味わからんくらいよかったです。
儂はなあ……そこまで髪が長くない子のポニーテールが実は結構好きでなあ……。でも世界一好きなポニテは結構髪の長いウチの担当(高森藍子)のポニテです(正気を保つための急な主張)。

スクールアイドルという存在への愛がために、その愛を伝えるために授業をサボる生徒会長、心が熱過ぎる。好き。
いやあNEXT SKYの栞子は本当によかったですね……。

・虹ヶ咲6th神奈川公演Day1

そして迎えた先週の神奈川公演。中にはアイラブ歌合戦後にチケを確保し現地に向かったアイマスPもいるようなのですが、去年の現地ライブ三昧に1ヶ月後にはミリオン10thの千秋楽となるAct-4も控えており、流石に現地に行く余力などはないし有料生配信です。
ただ、そこで観た景色は……愛知公演で見たものと比べとても色付いて見えました。
何も知らない事でライブから得られるものもあります。それこそが異次元フェスの意義でもあったでしょう。ただ、知る事で見えるものも多くあります。このライブはそれでした。
12月に観た愛知公演も非常によく楽しいものでしたが、二期に渡るアニメの視聴を終えて一定の知識を習得して観たライブは。3週間前のライブとセトリは似通えどこの目に映る景色はあまりにも彩り鮮やかで、明確な違いがありました。

何と言っても『咬福論』です。
『EMOTION』から三船栞子の沼に落ち、楽曲だけではなくアニメで彼女自身を好きになり、ほんの少しでもスクフェス2で触れた事――そこで上がった解像度はそのまま楽曲とパフォーマンスへの理解に直結しました。
愛知公演の時とは違い、単にひとつの楽曲やパフォーマンスとして見るだけではなく、僕はそこに小泉萌香さんと共に“三船栞子”の姿を見ました。
なんと美しくも強い気持ちか。ひとつひとつの動き、表情、目を閉じる時、目を開く時、歌声の抑揚。その全てが、なんと深く彼女に寄り添った表現であるのか。
咬福論で三船栞子に堕ちずEMOTIONで堕ち、こうして最終的に咬福論で三船栞子に狂う。結局他の人たちと同じところに行き着いた感がある。不思議なものです。
滑り台の先に地面があったらよかったんですが、滑り台の先は崖でしたね。真っ逆さまに堕ちてしまいました。

あと『Waku Waku! Monday Morning』もめっちゃよかったです。
愛知の時に知らずとも既に好印象を受ける曲とパフォーマンスだったんですが、あの時点ではアニメ視聴がまだ二期途中で、僕が好きだった【1年生組】は一期をベースとした3人だったところから、二期が終わって4人での形になっていたのではちゃめちゃによかった。
あの衣装の栞子っぷりが特に半端ではない。ああいう服着てて欲しい。
そんななのでもう、『Just Believe!!!』でのしずかすからの1年生組カメラ前集合のわちゃわちゃ感も「1年~!!」って感じで好き過ぎる。尊い……。
1年生組、一生一緒に居て欲しい……大人になって一人暮らしとか始めたら全員徒歩5分圏内とかに住んでて欲しい……一緒に暮らすのもよさそうだけど結構生活スタイルとかは違いそうだからみんな別のところに住んで自分やお互いのプライベートを大切にしながらも行きたい時に誰の住んでる部屋にでも行けていつでも集まれる環境に居て欲しい……それが出来るようにホワイト企業に就職して……。

さて、このDay1が最終的に僕に何をもたらしたかと言えば。

このような形になりました。
この記事であんまりかすみんの話してないけどこうなりました。こうなったんやからしゃーないやろ!(圧
上でもちこっと並んで好きとは書いたんですが本当に総合的にこう、中須かすみと三船栞子が同じくらい好きなんですよ……。
かすみんはねえ、可愛くて、可愛いに真剣で、元気で、ちょっとアホで、表情の変化がはちゃめちゃに楽しくて、誰よりもみんなのために行動出来て、とてもいい子なんですよ……なんかストレートに安心して好きになれる感じですよね。
栞子はねえ、可愛くて、真面目で、一生懸命で、1年生なのに落ち着いて物事を見られて、心の奥には誰よりも熱い気持ちを持っていて……、でもその意外なまでの独占欲の強さに僕はどうしても狂っちゃうので……。
同じくらいの大きさの好きで方向性が違う、と思って貰えば多分間違いありません。
今回、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を好きになった上で話の焦点を栞子に絞っているところがあるんですが、6thだとかすみんの『背伸びしたって』も本当滅茶苦茶よかったので、いつかかすみんの話もしたいですねえ……わかりやすくビジュアル面の好きが強めだと逆にこういう話が出てこないとこもあるんですが。

・虹ヶ咲6th神奈川公演Day2

咬福論が……! 三船栞子が……!
歌うのではなく、歌詞の通り“言葉”にされた「幸せです」の威力の高さが尋常ではない……!
そして個人的にびっくりしたのは「幸せです」の前の動きでした。
「ただそれだけで幸せです」の後、Day1では目を閉じ、しっかりと開いて、前を見て「言葉にしたいの 幸せです」が続いていました。
Day2ではこれが、目を閉じ、少し細く開かれ、伏せ気味の視線になっていました。
次に続く「幸せです」の言葉を、言葉にする前に噛みしめるような、まるで少し照れるようなその表情が本当に完璧でした。時間にすれば顔を上げるまで僅か1秒足らずの違いです。ただここの違いがほんっとーにすごい。たまらん。完璧。
そこまで含めると「幸せです」の威力がさらに倍増されます。ラブソングとしての完成度があまりに、なんというか致命的に高い。言葉だけではない、その動きでも表現された気持ち。僕はそこが好きです。
Day1の咬福論の感想として「小泉萌香さんと共に“三船栞子”の姿を見た」と述べていましたが、これはもう三船栞子ですよ。三船栞子そのものです。まだ虹ヶ咲に触れて日が短く、終了したスクスタについては最早おぼろげにしか知る事の出来ない浅学の身ではありますが、そう感じました。

『OUR P13CES!!!』での「大好きなんだー!」もよかったです。
大好きなのはこっちだよ。

さて、実のところ、当初はこのDay2を見る予定はありませんでした。なにせDay2は見ない予定で、その金を回すつもりでDay1配信視聴券をグッズ付きで買っていました。

が、流れが変わります。公演終了後のTLが何やら騒がしい。えらく栞子周りの話が盛り上がっている。どういうことか、は流れて来る。
ただまあ、どういうものか、はわかりません。そればかりは実際に観ないとどうにもならない。ライブは現実に映像があり、声があり、人の感情がある。文字だけで全てを掴む事はまず出来ません。
そういうわけでアーカイブ視聴となってしまい、時間の都合もありまとめては見られず少しずつになってしまったのですが、それでも見てよかったと心の底から思います。
リアルタイムで見ていたかった、とも思いますが見ないまま終わるよりは遥かによかった。
あの時に背中を押してくれたフォロワー……本当にThank You!って気持ちです。

しかしこんな事になると最初から分かっていたら……まあ、結局グッズ付き買ってたかもしれんな!
結果どうあれ、この虹ヶ咲6thライブに関わるグッズがひとつ手元に残るの、好判断だったと思います。
あとイープラスくんはStreaming+の配信アーカイブにアソビステージの15秒・30秒の巻き戻し/早送りみたいな機能をつけてくれ。次までに。

虹ヶ咲、と言いながら多くが栞子の話になってしまったのですが、今回の6thライブはもちろん虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の他のスクールアイドルたちも含め、ライブそのものを大変楽しめました。
愛知公演ではライブを観た事で買った曲、気になった曲があったし、神奈川公演では気になった曲を買ったりもしました。配信とは言え結局4公演中3公演を観る事になりましたしね。

・終わりに

そんなわけで虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会にハマった経緯と、そこから三船栞子に狂った顛末でした。
ミリオンライブのアニメ化をきっかけに、まさかこんなにも楽しめる作品に、アイドルに出会う事になろうとは、劇場先行上映告知の1年前にも、上映開始の半年前にも想像もしませんでした。虹ヶ咲のアニメを見始めた2ヶ月前でもまだそこまでとは思わず、アイラブ歌合戦の開催されたあたりでようやく形が見え、特にEMOTIONを聴いてからの3週間は単独ライブ開催と重なった事もありかつてない激動の動きだったと思います。
単独ライブがもう少し違う時期だったらハマるにしてもやや違う形だったかもしれません。僕にとってはこのタイミングでよかった。

ただひとつ面倒な感情を述べるなら、僕は小泉萌香さんの、三船栞子の「幸せです」という言葉にここまで何ら寄与したというわけではありません。
ラブソングを歌う、或いはそういった感情に対する三船栞子の在り方の表現、というものが主だったかもしれませんが、その中にはここまでの歩みも、今この瞬間も含まれているのではないかとも感じました。
スクスタから知っている人ほどの理解はどう足掻いても僕にはありません。
話の概要のようなものを聞く事はありますが、今ここにこの表現がなされた事に対する理解も足りているとは言えないでしょう。
今後、現地ライブには行けるなら行きたい。そこでの声を出しての応援、それも含め三船栞子というスクールアイドルをさらに知る事。そういった形でこれからも続いて行く、または新たな幸せに僅かでも力になれるのならば、出来る限りそうして行きたいと思っています。

とりあえずのところ、ほんっとーにもう虹ヶ咲7thの日程がミリオンとシンデレラ、特に担当案件と被ったりするのは勘弁して欲しい! 早く日程を教えてくれ! 虹ヶ咲現地行きたい!

以上! ここまでお読み頂きありがとうございました!


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