【フタリソウサシナリオ】喪われた昆虫標本事件
【フタリソウサシナリオ】喪われた昆虫標本事件
本作は、「平野累次」、「冒険企画局」、「新紀元社」の二次創作物です。
(C)平野累次/冒険企画局/新紀元社
【概要】
貴方達探偵と助手は、とある一族の弁護士から、
失われた遺言状の捜索を求められる。
訪れた絶海の孤島の館では遺産相続関係でもめにもめていた。
なにより、奇怪だったのは―彼らの、人格である。
「私も仕事で付き合ってはいますがね」
弁護士はしきりに汗を拭きながら言った。
「―あの一族は、狂っている」
【捜査困難レベル】
1からスタート
【推定プレイ時間】
テキセで10時間~ ※ロールプレイ次第で大変延びます
【知ってたカード数】
知ってたカード4枚
【その他】
登場人物が多いため、GMPとPLの一対一でのプレイングは慣れていないとやや難しいかもしれません。また、ある程度のアドリブ力が求められます。
血族・クローズドサークルシチュエーションをやりたい人向け。
【シチュエーション】
「探偵」が弁護士の太田 信歩(おおた しのぶ)から、「失われた遺言状を探して欲しい」という依頼をされる。
聞けば多数かつ多額の昆虫標本を集め、研究者としても有名だった
夕科 正木(ゆうしな まさき)博士の遺言状が紛失したという。
夕科博士の遺産は昆虫標本や自著による印税も含め多額なものだ。
これは太田弁護士も確認していたものだったが、保管庫から紛失していた。
莫大な遺産の相続の一切が記されたはずの遺言状がないため、遺族間で揉め事が起こり、著しい疑心暗鬼が発生している。
次第に疑心暗鬼は肥大化し、
曰く、「はじめから遺言状なんてなかった」、「使用人が隠している」、「弁護士が遺産を受け継ぐのでは」。
……遺族の依頼もあるが、今にも太田弁護士や、その他に雇われた夕科家の人間ではない使用人達に危害が起きそうなほど緊迫しているため、
夕科博士に雇われた人間達を代表して探偵に泣きつきに来たという次第だ。
太田弁護士からの依頼を受け、「探偵」はひとまず、遺族からも事情を聞くために夕科邸を訪れる事となるが…。
太田弁護士はこう言う。「あの一族は、狂っている」。
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