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私の育児に感動をもたらした育児法  「すごい虫育児」

9月に入り、たくさんの蜻蛉を見かけるようになりましたね。

あなたの好きな虫は何ですか??

カブトムシですか?テントウムシ?カマキリ?

今日は「アゲハチョウ」のお話をします。

育児中の方は一度は目にしたことがある方が多いのではないでしょうか?

エリック・カール氏の「はらべこあおむし」の絵本です。

あおむしがチョウになるまでの過程を描いた絵本で、歌もあるため子どもたちに大人気です。

この絵本の「蝶の羽化」を実際に体験し、子どもたちと大きな感動に包まれたので、その体験談を書きました。

・子どもがよく虫を捕まえてくるけど、恐くて一緒に楽しめない

・子どものときは好きだったけど大人になって興味がなくなった

という虫に抵抗があるけど虫育児が気になるという方の参考になると嬉しいです。

1.「すごい虫育児」とは

タイトルにある「すごい虫育児」は、Voicyパーソナリティのかおさんが書かれた本のタイトルになります。

▼かおさんのVoicyはこちらから

TwitterやVoicyでかおさんの発信や活動を追う日々の中、だんだんと「虫」に対してアンテナが立つようになりました。

「虫育児」について熱く語るかおさんなので、幼少期から虫が好きなのかと思いきや、「すごい虫育児」の本の冒頭で「親が虫嫌いでも大丈夫」と記載があり、ご自身の虫嫌いエピソードを紹介してあります。

虫嫌いだったけど、息子である虫博士の「虫好き」に付き合ううちに克服していったとのことだったので、今ではダンゴムシすら触れなくなった私にも「虫育児」が出来るかもしれないと思ったのでした。

最初から「虫好き」でなくとも「すごい虫育児」を読んで何となくイメージが出来れば、お子様と一緒に「虫育児」を楽しみ、思い出の1ページを作ることが出来るかもしれません。

2.蝶の羽化に挑戦したいと思ったきっかけ

「すごい虫育児」が出版されたのは今年の4月でした。この頃から公園で虫を見かけたらよく観察するようになったのですが、ちょうどインスタでフォロワーさんが蝶の羽化を子どもと観察し、とても感動したと投稿されていました。

私も子どもたちに見せてあげたいなと思ったのですが、幼虫は触れない、どこに幼虫がいるか検討もつかない、何から始めたらいいのかわからない、といった状況で行動できずにいました。

そんな中、目に止まった投稿が理科育児の発信をされているはるかさんのインスタ投稿でした。

はるかさんのインスタは、子どもからのちょっとした質問や理科的視点を育児に取り入れる方法が分かりやすく解説されています。

理科に苦手意識のあるパパママは必見です。

理科育児を発信されているはるかさんにチョウの幼虫を捕獲するにはどうしたらよいのか、質問しました。

「自然界にいるものを見つけるのは困難なので、ホームセンターでサンショウかミカンの木を買ってきて外に置いておくといいですよ。卵を産んでくれたら家の中で観察します」

と教えていただきました。

この時、6月末でサンショウは時期が終わり、売っていなかったのでミカンの木を購入。外に植えたところ、数日後、卵を発見。2匹の幼虫を虫かごに捕獲し、観察することにしました。

初めてのトライで私は重大なミスを犯しました。

エサとなるミカンの木に虫よけスプレーをかけ、このことを忘れて葉っぱをあげたことで、2匹の幼虫を天国へ送りました。

大きく大きく感情が揺さぶられました。

この時は、あまりの悲しさに二度と育てることは無理だと思ったのです。

しかし、数週間後、再び、ミカンの木に幼虫がいたのです。

2回目の今回は、大雨が続いた中、一日だけ晴れた日にミカンの木を見たら2センチほどの幼虫がいました。同じ過ちは二度としないと、家の中に連れてきて、観察することにしました。

そして、約3週間たった先日、無事にアゲハ蝶に成長し、飛び立っていきました。

3.羽化するまでの長男の様子

我が家の長男は感情表現が激しく、特に怒りに関しては我慢することなく発散するため同じようにボルテージが上がらないよう、うまく流すことが出来るよう気を付けています。

幼虫を入れた虫かごを家の中に持ってきた当初は珍しさから、虫かごを叩いてみたり、叫んでみたり、いろいろ試していました。

ある時、虫かごの前に立ちはだかり、「ママが僕のお願い聞いてくれなかったらあおむし捨てるよ!」と言い放ちました。

私の注意を惹きたいための行動で、そのまま様子を見ていたら捨てることはなく、慎重に虫かごを運び、怒りをダウンさせ、動きを観察していました。

親である私が教えるより先に息子は「虫」から学んでいる。

虫には「命が宿っている」ことにちゃんと気付いていることが分かったのです。

4.羽化し、飛び立ったアゲハ蝶

気づいたときには蝶の姿になっており、羽化の瞬間に立ち会うことは出来なかったのですが、一生懸命羽を広げて飛ぼうとしている姿はとてもとても美しかったです。

虫かごから外へ出し、息子と娘の肩を歩きながら飛び立っていったアゲハ蝶。

3歳の長女もとっても可愛かったと大喜びでした。

5.まとめ

「すごい虫育児」は虫と親しもうというだけではなく、子どもの好きとの向き合い方や親としての接し方、命の大切さを学ぶことが出来るとかおさんが話されます。

育児に追われて記憶がないほど忙しい日もあります。
そんな日々でも、虫という身近な生き物から学べることは果てしないことが分かりました。

子育ての方針や接し方などで悩むパパママの皆さん、かおさんの「すごい虫育児」は子育てを楽にしてくれる1冊になると思います。

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最後までありがとうございました。

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