バランス型にも実は2種類ある!「資産配分固定型」と「資産配分変動型」はどちらが良いの?
こんにちは。谷口です。
今日はバランス型投資信託についてです。
バランス型投資信託とは、投資信託で預かったお金を株や債券や不動産などの様々な資産に分散投資する投資信託です。
なぜ分散をするのか?というと、各資産毎のリターンランキングを見ると毎年違います。国内株が1位のときもあれば、海外債券が1位のときもあります。
これを毎年当て続けるのはとても難しいため、それならある程度まとめて買っちゃえば「平均点」をとることができるからです。
「平均点」をとることで、上昇や下落を抑えながら(リスクを抑えながら)、リターンに期待することができるようになります。
ただバランス型といっても様々で、投資信託によって投資先は異なります。
さらに、一度決めた資産配分でいくのか?機動的に変えるのか?も違います。
今回は後者の「資産配分固定型」か?「資産配分変動型」か?を見ていきます。
ちなみに日本で一番買われているバランス型投資信託は
東京海上・円資産バランスファンド(毎月) 『愛称 : 円奏会』
です。
最新の月報から資産配分を見てみると、
国内債券70.1%、国内株式3.9%、国内REIT(不動産)3.9%、現金22.2%となっています。
ついでに各資産の過去の推移も見てみると、
国内債券は基本的に70%ほどでキープされています。
たまにピンクや青のリスク資産(株や不動産)が増えたり減ったりしているので、しっかりリターンを狙う時やそうでないときで機動的に動いていますね。
つまりこの投資信託は「資産配分変動型」になります。
気になる成績は、
2012年11月に運用を開始し、+29.73%ということです。
そのほかにも「資産配分変動型」の投資信託は、
・投資のソムリエ
・あんしんスイッチ
・トレンドアロケーションオープン
・しあわせの一歩
などがあります(他にもたくさんあります)。
では次、日本で一番買われている「資産配分固定型」は?
日本で一番買われている「資産配分固定型」はこちら、
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
こちらは近年人気の投資信託ですね。
目論見書を見ると、
基本の資産配分がこのように決まっています。
※相場の変動により多少変動します。
この投資信託は名前の通り、リスクもリターンも3倍になります。
気になる成績は、
2018年10月の運用を開始し、+16.95%でした。
その他の「資産配分固定型」の投資信託は、
・セゾンバンガードグローバルバランス
・財産3分法ファンド
・野村世界6資産分散投信
などがあります(他にも色々あります)。
一体どっちが良いの?
では果たしてどちらを選べば良いの?と思ってしまいますよね。
実はこれについては
「正解はありません」・・・。
投資信託を選ぶ際は、
1、運用期間
2、許容リスク
3、目標金額
など人によって様々となるため、何が正解かはその人の中にあるものです。
ただ何も考えず、「とりあえずバランス型で」という決め方はおすすめしません。
成績が良いのは株式型です。
ただリスクが高いのも株式型です。
それらを知って、しっかり考えた上で自分に何が合っているかを選びましょう。
でも初心者にはバランス型はいいと思います。笑
ある程度運用に慣れてきたら株式型の比率を高め、世界経済の成長を享受していくと良いでしょう。
今日は以上です。ありがとうございました。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました!また皆さんのお役に立つ記事を書き続けられるよう心掛けます!