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パレスチナ文化に浸ろう

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なかなかにマニアックなパレスチナ文化を、現地の雑誌の翻訳や日本/パレスチナで体験したエピソードをもとに綴っています。
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#ガザ

コロナウイルスはパレスチナにもやって来たーガザ篇ー

コロナのワクチンが出来たとして、それがガザに届くのは一番最後だ。 22日、コロナは封鎖状…

【パレスチナの歳時記】ラマダン、祈りの時を告げる仕事 inガザ

 5月23日、イスラム教徒の人にとって一年で最も神聖な時期であるラマダンが終わりました。…

演劇できらめく子どもたち~ガザだより~

「ガザの小学生めっちゃ英語上手いやん・・・」 が私が今回執筆している子どもたちの第一印象…

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人と違って何が悪い?~ガザだより~

子どもの頃はまっすぐで綺麗な髪をしていた。町の汚れた水のせいでいつしか縮れ毛になり、パー…

パレスチナに関わってても訪れられないガザのことは、詳しい人に聞いてみよう〈イベン…

ガザ地区――そこは2006年からもう14年間「天井のない監獄」だといわれています。政治的な背景…

刺繍をする、時も現実の大変さも忘れて

卒業論文を書いていた時、資料集めのためにパレスチナの博物館が出している映像を見ていました…

パレスチナという土地の風景をアートにする夫婦≪翻訳記事≫

パレスチナを描いた純粋芸術(Fine art)をご覧になったことはありますか? 私はおそらくこれまでに一度もないです。実は現地をはじめ世界各地でお目にかかれるそうなのですが、知らないと行けないですよね。 今回は雑誌This Week in Palestineから、そんな純粋芸術のひとつをご紹介します。 ”今月のアーティスト:イリナ&マヒル・ナジ” イリナ・ナジさんは1965年のロシア生まれ、11歳の頃からウクライナで芸術を学び(この時はまだソ連か)、19歳でロシアに戻