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パレスチナ文化に浸ろう

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なかなかにマニアックなパレスチナ文化を、現地の雑誌の翻訳や日本/パレスチナで体験したエピソードをもとに綴っています。
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#異文化

私の中東冒険記①旅立ちと洗礼

東欧ブルガリアから中東パレスチナに渡った日本人はもしかしたら史上初だったかもしれない。遡…

幸せを分け合うイスラームの祝祭:パレスチナの歳時記シリーズ①

現地ではこの時期だけ特別に、イード・ムバーラク!と挨拶するらしい。イード(という今回主役…

スマホの言語設定をアラビア語にしてみた

アラビア語、それは大いなる人類攪乱計画の一翼を担っているに違いない。 あのミミズがのたく…

パレスチナとわたし:やめられない背徳の味〈エッセイ〉

夜中の0時に台所が騒がしくなりはじめ、玄関のベルが鳴る。 パレスチナにいた時、毎週あった…

童心に帰ったサマーさんとドタバタ異文化交流の旅in京都

千葉在住でパレスチナに帰国直前のサマーさん(以前オンラインで取材した様子はこちら)が急遽…

東京で感じる異国情緒:日本に暮らすパレスチナの人③旅するモアターズ さん

先日、素敵な人に出会いました。 クウェートに生まれ、青年期にルーツであるパレスチナに戻り…

世界で初めてのクリスマス~ベツレヘムに集まる人々、聖地パレスチナ流クリスマスの過ごし方~

小学生の頃、教会でクリスマス劇をしました。テーマと台本は毎年恒例で、キリストが生まれた時の話をなぞっていって、最後は皆でもろびとこぞりてを歌うのが風習でした。未だにクリスマスというと、教会に満ちるこの時だけの特別で厳かな空気感やオルガンの旋律を思い出します。              -・-・-・- でも、私たちがかつて演じていた劇の本場が今関わっているパレスチナだとは、当時の自分は予想もしていなかったでしょう。そもそも、歌詞にある”ベツレヘム”という町が、世界のどこにあ

京都出張で見つけた、ちょっとしたパレスチナのかけら

日本から9000キロも離れている中東パレスチナですが、実は京都でもちょっぴりずつ触れられる場…

noteを本当にただブログとして使ってみる【パレスチナイベント活動報告】

13日、大阪府箕面市の国際交流カフェcomm cafeさんにてオンライン併用のお話会を開催させてい…

中東の女性が弱いなんて誰が言った

女性はどんな環境に置かれていますか? お話会をするとしばしばこう質問されます。 中東の女…

YESというべきか否か【パレスチナ現地滞在記 #15】

中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。 コロナ禍で創業して初めて現地に行…