2023のマイベストコンテンツ
年の暮れです。日記感覚で、今年良かったものをまとめていきたいと思います
割とアンテナが低いタイプなので、2023リリースではないものもちょいちょい混ざっています
早速ランキング
書籍、ゲーム、雑貨、映画など、無差別級です
10位 ヴァンパイアハンターに優しいギャル/小説
ことしのGA文庫大賞の銀賞作品
世間知らずなヴァンパイアハンター女子と、ぐいぐい世俗に引き込もうとするギャルの掛け合いが楽しい作品です。
ウブな女子が世俗に触れる話が好きだと再確認させてくれた、ライトで、そして心温まる一冊でした
9位 モゴール族探検記/随筆
アフガニスタンにフィールドワークに行った学者さんの随筆です。
多くの民族が暮すアフガニスタンで、村や民族同士の(ささやかな)いがみ合いや見栄の張り合いに巻き込まれつつ、奥地に暮すというモンゴル人の末裔たちを求めて広い大地を旅する冒険録です。
異国情緒をかき立てる一冊は、出版から半世紀の時を超えてランクインとなりました。
8位 GRIS/ゲーム
水彩画風のアートワークの美しい横スクロールゲーム。
歌声を奪われた少女が、その声と色とを取りもどす旅に出ます。
アクションよりパズル解きにふった構成で、心静かに楽しめます。
エンディングまで四、五時間とライトなのもGood。心が疲れたときにお勧めです
7位 SAND LAND/映画
鳥山明先生の漫画を原作とした映画。なんか戦車が出るという前情報だけで見に行ったところ、これまた大ヒット。
王道な冒険活劇もので、おじさんが活躍する映画が好きな人に超お勧め。戦車戦も盛り上がります。めちゃくちゃ綺麗な三幕構成で、ワナビ的学びも大でした。
6位 Wildfrost/ゲーム
StSに端を発するいわゆるローグライトの新作。
このジャンルの作品には珍しく、キャラカードがあるのが好みにマッチ。
隊列を組んだり、キャラのコンボを決めたりと、忙しいながらも遊び甲斐のあるゲームです。ヴェスタ軸のバクハツスンゼンコンボがお気に入り
5位 マキネッタ/雑貨
コーヒーが好きです。特に苦くて濃い奴。ところが狭い我が家には大きな電動エスプレッソマシンは置けません。このマキネッタは圧力鍋の親戚とでも言うべきコーヒー抽出器で、ガス火でエスプレッソができます。
美味しいカフェオレに、大満足のランクインとなりました。
4位 フロリクス8から来た友人/小説
我らがPKD先生。新作でも何でもありません。
バッドトリップめいた酩酊感の中、チャーリーという少女の刹那的な生き方がきっと胸をしめつけます。夢から覚めたあとのごとき読後感で、本年の小説ベストとなりました。
3位 ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム、時のオカリナ/ゲーム
ゼルダシリーズからはティアキンと時オカがコンビでランクイン。
ティアキンまでのつなぎにニンテンドーオンラインで時オカを遊んだところ、これまたクリーンヒット。謎解き、アクション、ストーリーがハイレベルにまとまった傑作でした(今更)。
そして本命のティアキン。なんと時オカのオマージュ要素多めで大興奮。○○○の○からマスターソードを引き抜いたときはちょっと泣きそうになるくらい感動。ブレスオブザワイルドから始まったリンク、ゼルダ、ガノンの物語を締めくくる、素晴らしい作品でした。
2位 ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り/映画
いわゆるコテコテの「剣と魔法のファンタジー」の娯楽映画。
メインキャラたちがみな生き生きとしていて、涙あり笑いありの娯楽大作です。
ドルイドのドリックがとても可愛い。ふかふかのアウルベアに変身するし。
高校時代TRPGerだった身としては、こんなキャンペーンがしたいなと思わせる感無量の一作でした。
1位 アーマード・コア6/ゲーム
言葉は不要か…
カスタマイズメカアクションの金字塔シリーズの、最新作!
最初のうちはちょっと泣きそうになる難しさでしたが、慣れてくると「今日はこんなアセンブリで行こうかな」となってくるあたりの難易度調整が見事。
無線越しにしか登場しないキャラクターたちも、彼らの織りなすストーリーも魅力的で、ルビコンの火ルートのラストはウォルターの優しさに心を打たれました
ゲーム性、レベルデザイン、キャラクターのいずれもパーフェクトで、堂々の一位となりました
今年を振り返ってみて
良い一年でした。
惜しくもランクインを逃しましたが、Starfield(ゲーム)もあり、昨年から引き続きプレイしているStellaris、Slay the Spireもあり、ゲームにも恵まれました。
大量の積ん読も崩すことができたと同時に新たな山が形成されたのもまた豊かな読書体験と言えるでしょう(言い訳)。創作のネタ元本もかなり読み込めたのでこれらも別に記事にしたいかもしれません
とにかく、おかげさまで素敵な一年となりました!
番外
まだ遊びきっていないためランキングに入れられなかったけれど、素敵なコンテンツたちです
バルダーズゲート3/ゲーム
2023GOTYを獲得したRPGが12月についに日本語版登場。
ダンジョンズ&ドラゴンズを原作にしたゲームで、ドルイドで悪さをできるのが最高の作品です。
闇の精神史/エッセイ
ツイッターで話題の一冊。まだ半ば頃ですが、20世紀初頭からの宇宙論や哲学を面白くとりまとめたエッセイで、ポストヒューマン志向のサイバーパンクの元ネタになりそうな話がてんこ盛りです。
TourBox Elite
お絵かき用の左手デバイス。細々した操作が爆速に。まだショートカット設定に余地があるため番外扱い
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