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クエン酸リンスってどんなもの?メリットは?

近年話題になっている「クエン酸リンス」。その名前だけも聞いたことがあるという方も多いかもしれません。クエン酸は掃除などの際に使われることもあるので、洗浄力についてはお墨付きがあるような気もします。しかし「リンスとして使うのって大丈夫なの?」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
今回はクエン酸リンスとはどのようなものか、どのような効果や注意点があるのかなどをご紹介します。

クエン酸②

クエン酸リンスとは

まずはクエン酸リンスがどのようなものなのか見ていきましょう。
クエン酸リンスとは、その名の通りクエン酸を多く含ませたリンスのことです。クエン酸は梅干しやかんきつ類になどに多く含まれている成分で、酸味があることから食品添加物などに使われることが多くなります。しかし、酸性であることからアルカリ性を中和させる働きがあることなどがわかり、リンスなど食品以外のものにも使われるようになりました。
クエン酸リンスは、そんなクエン酸の働きを利用し、シャンプーによってアルカリ性になってしまった髪の毛を中和して弱酸性に戻します。

クエン酸リンスのメリット

クエン酸リンスにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

・天然素材なので安心
クエン酸は食品に含まれている成分で、天然素材のものです。安心感を持って利用できるというのも、クエン酸リンスを使うことのメリットでしょう。

・においがほとんどない
かんきつ類に含まれている成分であるクエン酸ですが、においはほとんど気になりません。においに抵抗がある方でも安心して使用することができます。

・頭皮に優しい
クエン酸には細胞を活性化させる働きがあります。そのため、頭皮の細胞を補修し、シャンプーなどによる乾燥を防ぐなどの効果があるのです。頭皮環境を整えることでフケや痒みなどを抑え、また薄毛を改善するなどの効果を期待することができます。

・キューティクルを引き締める
本来弱酸性の髪の毛は、シャンプーや染髪剤、パーマ液などを使うことでアルカリ性に傾くと、キューティクルが緩んでしまいます。キューティクルが緩むと水分やタンパク質が外へ流れ出し、髪の毛がきしむなどのトラブルが起こってしまいます。
クエン酸リンスには、アルカリ性に傾いてしまった髪の毛を中和し、弱酸性に戻すという効果があります。弱酸性に戻すことで、キューティクルが引き締まり、髪の毛の水分やタンパク質が外へ流れ出てしまうことを防ぐことが可能です。指通りの良い、さらさらした艶のある髪の毛にすることができます。

クエン酸③

クエン酸リンスの注意点

クエン酸リンスには、知っておきたい注意点のようなものもあります。

・効果が出るまで時間がかかる
クエン酸リンスは、ある程度の期間使用し続けることで効果が得られるものです。即効性はないので、その点はしっかり念頭に置いておくようにしましょう。効果がすぐに現れないからといってあきらめるのではなく、しばらく使ってみるようにすることをおすすめします。

・傷があるとしみる
クエン酸リンスは酸性のリンスになりますので、頭皮に傷があったりすると、そこがしみることがあります。あまりにもしみが激しい場合は使用をやめ、傷が治るまで待つようにしましょう。

クエン酸リンスは自分で作れる

クエン酸リンスは自分で作ることができます。用意するものは大さじ1杯のレモン汁(または酢)を、洗面器1杯分(約1500cc)のお湯に溶かすだけです。
使用するレモン汁や酢に、特別こだわる必要はありません。穀物酢、食用レモン汁でも問題ありません。家庭にあるもので簡単に作れることも、クエン酸リンスの嬉しいメリットのひとつであると言えるかもしれません。
また、クエン酸の粉末を使ってもOKですし、保湿成分としてグリセリンを加えることもおすすめです。

クエン酸④

さまざまなメリットがあり、なおかつ自分でも簡単に作ることができるクエン酸リンス。興味のある方は、ぜひ自作して、クエン酸リンスを使用してみてくださいね。

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