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頭皮環境改善につながる?炭酸シャンプーのメリット

フケや痒み、薄毛など、頭トラブルを改善するためには、頭皮環境を整えなければいけません。頭皮環境を整えるための方法にはさまざまなものがありますが、最近話題になっているものの中に、「炭酸シャンプー」というものがあります。
「炭酸シャンプー」とはどのようなものなのでしょうか。炭酸というからにはシュワシュワするのでしょうか?
今回は、頭皮環境の改善につながると言われている「炭酸シャンプー」がどのようなものかご紹介します。

炭酸②

炭酸シャンプーとは

炭酸シャンプーとは、炭酸が成分として含まれているシャンプーのことです。
炭酸水のようにシュワシュワしているわけではありません。そのため、使ったからと言ってシュワシュワとして刺激を感じられるわけではありませんので覚えておきましょう。

炭酸には二酸化炭素が含まれています。この二酸化炭素が、頭皮環境を整える作用に一役買うのです。
二酸化炭素が体内に取り込まれると、血中の二酸化炭素濃度が高くなります。そうすると体は「酸素が足りない」と判断し、酸素濃度を高めようと働くようになります。その結果、血管が広がり、血流がよくなるのです。血流がよくなることで栄養が頭皮に運ばれやすくなり、頭皮環境が整います。また、炭酸が頭皮の汚れや毛穴に詰まった皮脂などを吸着するので、汚れも落としやすくなり、より頭皮環境を健康的なものにしやすくなるのです。

炭酸③

炭酸シャンプーの効果

炭酸シャンプーが持つ効果について少し詳しく見ていきましょう。

血流促進効果
上でも少し触れましたが、炭酸シャンプーには血流を促進する効果があります。二酸化炭素により血中二酸化炭素濃度が高まり、血管が広がるからです。血流がよくなることで栄養が頭皮に届きやすくなり、薄毛の進行を止める、髪の毛にツヤが出やすくなる、ボリュームやコシが出るなど、嬉しい健康効果が得られます。

毛穴汚れを洗い落とす
頭皮にはさまざまな皮脂やホコリなど、さまざまな汚れが付着しています。それを洗い落とさないでいると、毛穴に詰まって頭皮環境を悪くさせます。また、整髪剤なども毛穴に詰まりやすく、老廃物の排出などが阻害される原因になるものです。
炭酸シャンプーには、それら汚れを浮かび上がらせ、洗い流す効果があります。炭酸に含まれる泡が汚れを浮かび上がらせやすくするため、一般的なシャンプーよりも洗浄効果は高いと言われています。

髪の毛のphを正常化する
髪の毛は弱酸性です。しかし、パーマ液や染髪剤はアルカリ性です。つまり、パーマや毛染めを繰り返していると、髪の毛は自然とアルカリ性に近寄ってしまいます。
炭酸シャンプーは弱酸性で、髪の毛と同程度のphです。炭酸シャンプーを使うことで、アルカリ性に傾いていた髪の毛を正常な状態であるアルカリ性の状態に戻してくれます。Phを整えることで、髪の毛をより健康的な状態に保つことができるのです。

炭酸シャンプーを使う際の注意点

いろいろな健康効果がある炭酸シャンプーですが、利用を検討する場合に知っておきたい注意点があります。

頭皮が乾燥していると皮脂の分泌量が増える
炭酸シャンプーは皮脂を洗い流す効果があります。皮脂は過剰分泌すると問題ですが、ある程度は頭皮に残っている必要があります。というのは、皮脂がすべてなくなると、頭皮は皮脂が足りないと思い、皮脂をより多く出してしまうのです。特に乾燥肌の方に起きやすく、炭酸シャンプーを使うことで皮脂がより多く出てしまうことがあります。

髪の毛そのものをケアするわけではない
炭酸シャンプーは、あくまで頭皮環境を整えるもので、髪の毛に直接栄養素を補給させるものではありません。ダメージが多い髪の毛に利用しても髪質の改善は見込めませんので、その点はしっかり念頭に置いておきましょう。

炭酸④


炭酸シャンプーは頭皮環境を整える効果を持っています。頭皮環境を整えたいと考えている方は、炭酸シャンプーの利用について検討してみはいかがでしょうか。


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