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インターネット上にしかいない存在——2023年5月20日の日記

19日、途中まで書いてたのにそのまま放置して日付が変わって変わっていた。すみません。

我が子的な存在について話そうかなと思います。今日の日記は全体公開。

カカリの原案

最初は「患井あみ」という名前で活動するつもりでした。患井+Internetで。ロゴもあったはずなんだけどデータがどこかにいきました。出てきたら載せる。

当時の原案。この頃からセーラーワンピースはあった。

デザインはかなり右往左往してました。試行錯誤を重ねてこれになるが、セーラーワンピースとクロスヘアピン、絆創膏ピンは健在。

見た目のpicrewと設定のメモ。この頃から今に至るまでずっとpicrewにはお世話になっている。このメーカーは確かななめーかー様。

今見るとタグの名前はほとんど変わってないな。あんまり使わなかったけど……

この頃はまだ学生という設定が色濃かった。高校卒業できるかギリだったのでそこを反映させたんだったと思う。


そこから紆余曲折を経て、ついに患井カカリになる。

病み要素を強くしようとした、というよりもインターネット要素では戦っていけないなって思ったから。幅広くVの動画を見るようになって、黛灰さんとか周央サンゴさんに出会い、この人たちのインターネット力(ぢから)を上回れないなと気づいたしその判断は正しかった。

患井カカリになった頃の最初のデザイン。まだインターネット要素は残っていた。注射パッチモチーフの靴の留め具がお気に入り。


患井カカリができるまで

私は「患井罹々」だけど、「患井カカリ」ではない。これを説明するのが本当に難しい。

「患井カカリ」はインターネット上にのみ存在している。存在させるために色々な人の力を借りた。

まずはおつきつき様。配信なんかだとママと呼んでいるがおつきつき先生と呼ばせていただきたいくらい。尊敬しているし本当にお世話になっている。これからもお世話になるつもり。

カカリを存在させるにあたってまず身体を作る必要があった。主にIRIAMで動かすための、いわば「ガワ」。

それを成立させてくれるためのイラストレーター様を探してpixivを彷徨っていた時に見つけたのがこの方だった。一目惚れ。他にも色々な方を見て声をかけたりはしていたんだけど、見つけた瞬間絶対この人にお願いしたい!!と強く思った。

前述の通り原案は自分の中にあったから、それを提出するだけだった。その時にはもう自分の中で完成していた。

提出した資料たち。原案からかなり変わったと思う。

これを送って返ってきたのが、いつもみなさんに見せているあの身体。本当にすごい。綺麗に反映させてくれて本当に感謝している。アー写とかも頼みたかったんだけど財布事情のせいで断念した。次は絶対頼むぞい。


そして個人としての存在を彩ってくれたのがシノヤマ様。

この方は入っているDiscordサーバーで見つけてTwitterを探し出し(載っていたので苦労はなかった)依頼した。

何事も縁だなあと思う。こういう言い方は年寄りくさくて好きではないが。

自分で作ったロゴはあったが、どことなく気に入っていなかった。3時間くらいでパパッと作ったやつだったし。

元々自分で作ったロゴ。視認性とデザイン性の両立が難しい。

これと立ち絵とかもろもろの資料を送り返ってきたのがヘッダーなんかにも使ってるあのロゴ。良すぎる。オシャレすぎ。やっぱ専門の人に任せたほうがいいわな。

中途半端に自分でできる分やろうとしがちだけど、最初から任せた方がいい。クオリティ的にも自分の負担的にも。


患井カカリの目的

最初はVTuberとしてめちゃくちゃ人気になってやろうと思っていた。

参入したのが2022年も末、世は大VTuber時代。無理だと気づくのにそう時間はかからなかった。

元から顔の見えない不特定多数に喋るのは好きだった。口を滑らせたらアウトだったが、相手は基本フォロワーだったし。1人でネットラジオみたいなこともしていた。自分の声を聞くのが大嫌いなので編集とかはできないからただの独り言垂れ流しスペースだったけど。

カカリが本格的に始動する前こそ、タグとかちゃんとやって拡散してもらおうとしていたけどいざ配信をするようになったら1人でただ喋って、たまたま誰かが拾ってくれたらいいなあくらいに変わっていた。

そういう運命性とか偶然性、あるいは刹那性をカカリには求めている。

今は有名になるというより、自分が好きなものであったり自分の考えであったりを誰かと共有して共感して、たまにレスバしてみたいなことがしたい。

そのためには人に好きになってもらうガワである必要はない。今のガワももちろんお気に入りだし大切だけど、今後はもっと自分の「好き」というか、カカリ自身の「好き」に寄せていくと思う。


患井カカリと患井罹々

元々カカリは罹々に内包された存在だった。

罹々の被った猫。インターネット上で「演じている」姿。

それが自我を持って独立した。

この説明がめちゃくちゃ難しい。

「演じていた自分」の好きなものが「現実の自分」の好きなものとズレ始め、徐々にそのズレが大きくなっていった。性格も考えもどんどん自分から離れていって、「自分ではない自分」になった。こんな感じ。まだ難しいな。

そのうちプレゼンテーションにします。

患井カカリは患井罹々ではないが、ある面では患井罹々である。難しい。嗜好や思考は基本罹々とは別であるが、それがリンクする瞬間もある。

その瞬間がカカリにはわかるらしい。なので、罹々とカカリが一致している時はきっと本人からその旨が伝えられると思う。伝えられない場合、罹々とカカリは別人であると捉えてもらって結構です。


患井カカリのこれから

カカリの今後は罹々による部分が大きい。今の運用停止も罹々の私生活がかなり関わっている。

カカリ自身は今後どうなっていきたいのか、尋ねてみた。

「バーチャル空間で存在する上で、まずはLive2Dになりたい。3Dモデルもほしいしスタジオで収録とかしたい。歌ってみたはやんないかな。勝手にお披露目もするし勝手に企画もやる。全部は自己満足。誰かに届けるためにやるわけではない。偶然誰かに届いたら嬉しいけどね」

だそうです。患井カカリの今後に乞うご期待。そして、しばしお待ちを……

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