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シティリーグ秋葉原ベスト4超バレット【考察・対戦編】


こんにちは、果汁です。

今回は、10月22日に行われたシティリーグ秋葉原にて4位(csp50)を獲得できた「超バレット」デッキについて紹介・解説をします。

※10月27日にチーム制の大きな大会が開かれるため、詳細なレシピはその大会後に掲載します※

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1.そもそも超バレットとは?

”バレット“というのは別のカードゲームから来ている言葉らしいですが、私は超バレットを「超エネルギーを軸にして相手に合わせて様々なアタッカーで攻撃するデッキ」と考えてます。まあかっこいい名前だから超バレットって言ってる節はあると思う笑。

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カラマネロでベンチポケモンにエネをためて攻撃します。


2.超バレットを握る理由

「楽しいから」の一言に尽きます。”柔よく剛を制す“ということわざに代表されるような、相手に合わせて柔軟に戦い、強い相手を倒すようなデッキってのは使ってて‘ツワモノ’感が出て良いですよね。

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じゅうどうポケモン「柔よく剛を制す!」(120点)


3.環境考察


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上図が、CL東京が終わった段階でのtier表です。仲間内で話し合い、塊ごとに上から1、2、3に割り振ってあります。

めちゃくちゃテキトーに位置付けしていると思いますが、一応環境に存在するデッキは網羅したつもりです。

ここで重要なのは、シティリーグで勝ち上がるにあたって、最低でもtier1、2のデッキ群にある程度の勝ち筋を拾えるようなデッキにしなければならないということです。ここでいうある程度の勝ち筋というのは、想定される相手の動きに対して効果がある対処法のことをいいます。

tierというのは必ずしもその順序通りにメタが動いていることを示しているわけではありません。薄い勝ち筋でもデッキに残っていれば、それを追い続けることで逆転勝利を得られることがあります。

そこで私なりの経験則から以下のようにメタが張れることを予測しました。

エネルギーたくさん貼るTAG→オロヨノの「ペイルムーンGX」…①
テテフGXデデンネGX並べるTAG→ミミプリの「ジャンピングバルーン」…②
トレーナーズを溜め込むTAG単→ゲンミミの「ポルターガイスト」…③
有象無象→ギラティナの「シャドーインパクト」…④

【代表例】
①レシリザ、メルカリ
②ピカゼク、ADPケルディオ
③ヤーコン型ADP、サナニンフ
④非GXデッキ、大型ポケモンを並べる前に様子見したい時

ここまではある程度ポケカを触っている人であれば予想がつくところだと思います。ここから、超バレットの基本となるトレーナーズや平均的な枚数の超エネルギーからデッキを構築し、仲間内で上図のtier上位のデッキ群と対戦した結果、現環境に対して不足している成分を補えるカードをいくつか足したデッキを当日持ち込みました。

※が、10月27日にチーム制の大きな大会が開かれるため、詳細なレシピはその大会後に掲載します🙇‍♂️


4.対戦振り返り

以下文体。

1戦目 サナニンフ単 勝
サナニンフは回復を挟みながら耐久し、継続的に中打点を与えながら戦うデッキ。
なので、片方を回復したとしてももう片方にはダメカンが残るように戦うことを意識。
またジラーチやその他ドローをサポートするポケモンが展開されていなかったため、リセットスタンプからオロヨノの「ナイトウォッチャー」を宣言し相手の勝ち筋を強引に消した。

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2戦目 フェロマッシ 勝
レシリザが流行している今フェロマッシを使うということは、炎に弱点を突かれないなんらかの攻撃ポケモンがいると予測。
相手はこちらのバトルポケモンのジラーチをフェロマッシの「ビーストゲームGX」50点とビーストエネルギー30点で倒すためにグズマハラを使用してベンチにポケモンを展開できなかったため、種切れで勝つチャンスを拾うためにゲンミミの「ホラーハウスGX」を宣言。ややギャンブルな動きではあるものの次のターンでポルターガイストでイージーウィン。

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3戦目 レシリザ 勝
基本的にギラティナの「シャドーインパクト」130点を2回宣言してどっかのタイミングでダメージを加えれば実質2回攻撃で3枚サイドが取れる計算になり勝利できるが、レシリザ側も超バレットになんらかの策を講じてくることは予想できる、というのが現環境のレシリザvs超バレットの構図だと考えている。
具体的にはマオ&スイレンを使って回復したり、ヒードランで確実にサイドを2-2で交換したり、フーパやアブソルといったカードを採用してギラティナ耐性を上げてジラーチの動きを鈍くしたり等があるが、案の定ギラティナだけで殴っていた返しにマオ&スイレンを使われ雲行きが怪しくなった。
しかし、相手が既に炎の結晶を2枚使って炎エネルギーを回収する札を使い切ったことを見計ってオロヨノの「ペイルムーンGX」を宣言。
逃げてもエネルギーの枚数が足りないという状況で、相手が逃がせずにレシリザが気絶。その後はそのまま「ナイトウォッチャー」を宣言し続け勝利。

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4戦目 ガブギラ 負(時間切れ両者負け)
こちらが先行を取ったので盤面を形成しつつサイドを先行していく展開の中で、こちらのサイドが残り2枚のタイミングで相手がガブギラを展開。相手のガブギラを確実に一気に仕留められるポケモンがこちらにはいないため、策を案じていたところプレイミスが多発し長考に。相手もプレイミスをしていたようで思うようにサイドが進まず、規定により両者敗北。

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5戦目 アゴアクジラサン 勝
この形のジラサンはなかなか見ないが、奇遇にも仲間内にこのデッキを研究していた人がいたため、デッキ構成を思い出しながらギラティナで攻撃する展開。
相手は5回目の攻撃で「カオスオーダーGX」を宣言しサイドを取り切るプランなので、こちらは攻撃回数を最大限に高めることで相手の進行よりも先にサイドを取り切らなければならない。
が、こちらのサイドが3枚のタイミングで相手がビーストリングをアゴアクジに使用することに成功するも、入れ替えカードがないために攻撃できず番が終了。
返しのこちらのターンでグズマを使用し先にアゴアクジに打点を乗せることに成功。こちらの残りサイドが3枚なので打点が乗ったアゴアクジも居座ることはできず、結果的にビーストリングで付けたエネルギーを逃げるために費やすことに。
これによって事実上技が宣言できなくなったアゴアクジを、サイドが取り切られる前に攻撃できれば勝てることが確定したため、全力でグズマを引っ張ってきて技を宣言し勝利。

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トーナメント1回戦 ウルネク 勝
こちらが後攻を取ったので諦めモードに入るが相手が思うようにマーイーカを展開できず、先に攻撃し始める展開に。
鋼エネが途中に見えたのでシャドーインパクトの自傷ダメージの置き所に注意しながら展開を進める。相手がこちらの展開スピードに対して遅れていたためか、グズマを手札に加えるためにテテフGXを場に出す。次のターンにこちらがそのテテフGXをグズマで呼び出してギラティナの「やぶれたとびら」10点+「シャドーインパクト」130点+「こだわりハチマキ」30点で倒してサイドを2枚一挙取りして勝利。

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トーナメント2回戦 ひかるミュウバレット 勝
ひかるミュウで技を宣言して安定して2ターン目にアルセウス&ディアルガ&パルキアGXの「オルタージェネシスGX」を発動させ、非GXにもTAGにもサイドレースを優位に進めようとするデッキ。
こちらが逃げエネ3のギラティナでスタートしたため入れ替えるカードを引かないと全く展開できない状態が続く中、相手がサイドを複数枚取りしたタイミングでゲンミミGXの「ポルターガイスト」を宣言することに成功。
HP280をワンパンしたあと相手が全く後続を立てられず、ポルターガイストをケアする目的でトレーナーズを数枚捨てたため、より確実にダメージが通るミミプリで攻撃するようにシフトチェンジ。そのまま相手がミミプリの攻撃に耐えられずに勝利。

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トーナメント 3回戦 負
世紀の大事故。相手の無人発電所にワンダータッチを封じられ、ネストボールやハイパーボールからジラーチを展開することも許されなかった。次のターンにテテフGXに繋がる可能性のあるカードに触れられるように早めにトキワの森を展開したのがミスプレイだった。

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トーナメント 3位決定戦 負
見たことない形のたけるとうきリザードンに屈して負け。相手はシルヴァディGXでドロー補助を行う形だったため、グズマを使用してシルヴァディGXを倒してサイドを捲りに行こうとしたものの、相手が適宜リセットスタンプを撃ってきたため思うように展開できず、時間切れ。トーナメントでは時間切れ時一部の例外を除いて残りサイドが少ない方が勝ちなので、4位が決定。

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5.感想

私は、昨年12月に初めてまともなデッキを組んで、2020シーズンから競技シーンに本格的に取り組むようになりました。この10ヶ月、基本的にずっとカラマネロを軸にしたデッキを使っていて、その成果がシティリーグ4位、愛知CL出場優先権獲得という形で現れてとても嬉しいです!
今後は新しいレギュレーションが施行され、新規プレイヤーにとっても古参プレイヤーにとっても厳しい環境になると予測していますが、なんとかしてカラマネロを軸にしたデッキを使って環境を乗り越えていきたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました!

今後も似たような形でデッキ解説や環境予測の記事をアップロードできたらいいなと思います。

近日中に今回のデッキレシピも記事にするつもりなので、ぜひ見に来てください!

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明太子とラーメンが好きな福岡生まれ福岡育ち、東京在住のポケカプレイヤー。右投右打。