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2021年の読書記録、衝撃を受けた4作も紹介

今年、2021年の読書感想を振り返ります。

まず、購入したのは46冊(35作品)でした。
ポイントで交換できた数が多かったので、本棚が潤いました。

読了は54冊。
再読したものもありますが、たくさんの本に出会えた一年でした。


Twitterでも読書関連のツイートをよく見るので、今年の衝撃作のタグに便乗したくなりました。
2021年に読んだ中から私が選ぶ、衝撃を受けた小説は…


コチラです。

#今年の衝撃作4選
青白く輝く月を見たか?  森博嗣
ドグラ・マグラ  夢野久作
魍魎の匣  京極夏彦
殺戮にいたる病  我孫子武丸

読んだ日付の順番なので、どれがより感銘を受けたとかではない。
それぞれの作品が、私の考えを打ちのめしてきた…。

まず、『青白く輝く月を見たか?』なのですが、Wシリーズの中でも好きな作品。
人工知能が選んだ手段と、そこに至る過程に言い表しがたい感情を覚えました。
人間の思考ってなんなのでしょうね…。

ハギリさんもウグイさんも魅力的だけど、オーロラさんが大好き。


『ドグラ・マグラ』は、手に取るのに覚悟が必要でした。
“精神に異常を…”なんて聞いたら怖いですよね、読むの。

読み終えた結果はと言うと、たぶん大丈夫。
それが内容を理解しきれなかったせいなのか、私の元々のアレが・・・で・・・なのかは判断できないのですが。
感想としては、いつから?どこからこうなった?と、ハマってしまった気がする。

次回はもっと読み込んでみます。
怖い沼やで…。


『魍魎の匣』は、京極堂シリーズの二作目で、私が京極作品の虜になってしまった小説でもあります。
怖いもの見たさの好奇心で読んでいたら、とんでもないことになった。
京極堂が言うことは正しかったのだと思い知り、後悔するのに面白いという矛盾が素敵です。

榎木津の行動が興味深い。


『殺戮にいたる病』で抱く感想はシンプル。
これぞミステリー!
遅ればせながらも名作に触れられたことに感動しました。

あの曲が怖い歌にしか聞こえなくなってしまうよ。




今回は4選に入れられなかったものの、記憶に残る作品はたくさんあります。
ベスト10でも30でも足りないくらい。
読了本の一覧を眺めるだけでも、あれこれ悩めて楽しいです。

2022年も素晴らしい本で埋め尽くされるよう願っています。

応援いただけると嬉しいです。これからも続けられる糧となります。