風呂敷畳み人って何?
最近話題の風呂敷畳み人という言葉を聞いたことありますか?
風呂敷畳み人というのは、突飛な新しいアイデアや企画を持ってどんどん風呂敷を広げる人に対してそのアイデアを確実に実行可能なものに落とし込んでいく人のことです。
この言葉を提唱しているのはこのお二人。
幻冬舎の設楽さんとNewsPicksの野村さん。
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設楽悠介
幻冬舎 コンテンツビジネス局 部長/幻冬舎コミックス 取締役/日本サウナ総研 理事研究員
幻冬舎で電子書籍事業・WEBメディア事業・新規事業等を担当。「13歳のハローワーク公式サイト」「幻冬舎plus」「ピクシブ文芸」「NewsPicksアカデミア」など担当。オンラインサロン「サウナサロン」主催。
野村高文
NewsPicks編集部エディター/NewsPicksアカデミア プロジェクトマネジャー
PHP研究所、ボストン コンサルティング グループを経て現職。経済・ビジネス分野の記事の執筆と、会員制サービス「NewsPicksアカデミア」のプロジェクトマネージャーを務める。毎週金曜日にTBSラジオ「荒川強啓 デイ・キャッチ!」に出演中。プロ野球と柴犬が好き。
Voicyというボイスメディアで畳み人とは何かを紹介しています。
今までもいろいろな企画の中で、風呂敷を広げるとか畳むという言葉は使っていることもあったかと思いますが、それを「風呂敷広げ人」「畳み人」とクリアに命名したところが素晴らしい。
ちなみに「たたみにん」といいます。
この概念に触れて、自分が広げ人だったのか、畳み人だったのかと納得行く人が続出してます。
もちろんひとりの人間の中でも広げ人の一面と畳み人の一面がありますよね。
定常的な仕事が減り、プロジェクト型の仕事が増えていく中で、風呂敷を広げる、畳むという考え方がどんどん必要になってくると思います。
乱暴に言えば思うだけなら誰でもできるので、アイデアはいくらでもでてきます。
それを実行に落とすのには高い能力が必要です。
その中でポイントを一つVoicy「風呂敷畳み人ラジオ」からご紹介します。
■畳み人に向いている人、向いていない人
畳み人は広げ人のアイデアを小さくまとめることが役割ではないです。
広げ人の熱量をそのままにそのアイデアを面白がり、その本質を理解して、いかに現実的に落としこむかが求められます。
よくあるだめパターンが、現実論を言うということだと思います。
そんなことは無理だよ。
言うのは簡単ですね。
これはアイデアを畳んでいるのではなく潰しています。
そのままは無理だけど、こうしたらできるんじゃない?
ということが畳み人の力です。
こうなってくると、アイデアを出した広げ人よりも実現可能なアイデアにした畳み人のほうが本質的には、決定しているといえますよね。
広げ人「こうしたい」
畳み人「こうしたらできる」
広げ人「いいね」
このやり取りの中で実際に行動を決めたのは実は畳み人の方なのですよね。
広げ人はいろいろなやりたいことを言います。その中からアイデアのたねをみつけて、面白い部分を抽出して実現可能な形にまとめることはとてもクリエイティブな活動です。
アイデアを出したのは広げ人ですが、実現するためには畳み人のちからが必要です。
決して広げ人の命令に従って仕事をするのではありません。むしろ実現のために広げ人側に行動をうながします。
その面白さに共感できる人は畳み人気質があると思います。
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風呂敷畳み人オンラインサロンでお待ちしています。
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