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あとで読む、読まない問題

何年か前にも同じことを考えていた。「あとで読む」に突っ込んだものって、いざ読むまでに何年も寝かせてしまうことが多い。

たしかに「腰を据えて読みたい」「時間があるときに」と思って、実際そのときに読めないこともあるので、「あとで読む(見る)」機能のあるアプリやサービスは好きだ。

でも、大抵の場合、そもそも入れたことも忘れてしまって、数日、数ヶ月、ひどいと何年も寝かせてしまう。
私はもう10年くらいPocketというアプリを「あとで読む」用に使っているのだが酷いもので、ついさっきも5年前の記事を読んでいた。

もしその「あとで読む」に入れたものが誰かのおもしろエピソードのように普遍的なものだったり、逆に歴史的な話だったら良いのだが、情報はたいてい古くなってしまう。
たとえば私が勉強している分野の技術関連の情報は殆どの場合あっという間に古くなる。3年も経てば廃止されていたりとか、もっと効率的なものが出ていたりして、数年たったものは(知識にはなるが)今読んでも実用的でないことが多い。

そういう、「あとで読むと意味がない」という気持ちだけはずっと片隅にあって、一念発起して片付けることがある。
溜めたものも読めば、それぞれに学びがある。やっぱり当時読んだほうがよかったな、と後悔する。この週末もまた、そんな感じで終わった。

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