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コナンごっこ

晩ごはんを食べ終わってまったりしていると、小2の娘が、ドラマごっこをしよう、と言い出した。ドラマごっこ?と聞くと、事件が起きて解決するドラマだから監督やって、と紙でつくられたカチンコ(名前がわからなくて調べた。カッチンと鳴らす道具のこと)を渡された。
ところが、役が決まらない。小4の兄は探偵、年中の弟はボク警察!と叫んでいる。娘はわたしが探偵をやる!と叫んでいる。お母さん犯人ね、と勝手に決められる。ドラマを撮るごっこなら台本がいるよ、と言うもスルーされる。
犯人もなにも、何の犯罪を犯せばいいのか。
監督兼犯人か。忙しすぎ。面倒なので新聞を眺めながらぼんやりしていると、気がつけばボクコナン!と叫ぶ声が聞こえる。年中次男は連想ゲーム的になのか、コナンをやりたくなったらしい。いっそコナンごっこしたら?と言うと全員の賛同を得た。ところが、みなコナン役をしたい。体格が似ているから、長男にゲンタくんやりなよと言ってみると、ゲンタはおらんでもいいって!と激しく否定された。やはり面倒なので、じゃあ死体役やるわ、と別の部屋へ行き布団の上で倒れ込んだ。なかなか発見されない。眠ってしまいそうだ。と、騒がしい声が聞こえる。死体発見!刺されているぞ!とゆさゆさされる。死体をそんなに触るヤツがあるかー!と思うが死体役なので黙っているが笑いを堪えるのが難しい。どこを刺されているだの、誰が犯人だの、周りでうるさい。うるさすぎて、むくっと起き上がりゾンビになって襲ったらこどもたち大喜び。
ああ、寝る前にはしゃぎすぎ。

そんな日の次の日、仕事をするデスクにあったのがこちら。



怪盗キッド役がいたらしい。


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