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絶対に怒ると決めている子供の行為


叱らない育児というのがありますが、まったく叱らないわけじゃないと思うんです。うちの子供たちは比較的に扱いやすい子供なので、怒ることはあまりないのですが、もしかしたら怒るポイントが少ないだけかもしれないと思い考えてみました。


現在小1の長女は、小学校までの3年間、森のようちえんに所属していました。森のようちえんは北欧ではじまった教育方法で、園舎もない自然豊かな環境で子供たちが自由に過ごすというものです。自主性を尊重してくれるので、基本的に何をしても自由です。周りに人がいなければ、砂を投げても、棒を振り回してもいいです。

彼女が通っていた森のようちえんでは、本当に怒らなければいけない時は下の3点が基準でした。当てはまったら、厳しく怒っていいと思います。

・他人や自分の精神を傷つけるような言葉
・他人や自分の体に危険があるような行為
・ものすごく非常識な行為

普段は見守ってくれる大人から、きつく警告をされるようです。こどもの動きを止め、何でいけないのか今の状況を説明されるのですが、そういえば森のようちえんで大人が怒鳴っているのは見たことないなー。動きを止めるために大きい声を出す必要はあるけど、怒るときって別に大きい声じゃなくていいのかもしれない。


我が家ではこの3点に「感謝の気持ちを持っていない時」という項目が追加されてます。

ご飯の時間にまだ遊んでいるとき、脱いだ服をそのまま置いているときなど「あんた、当たり前やと思ってるん?」と私が叫ぶので、「でた!当たり前星人」と返されます。「当たり前星人は、私じゃなくて、あんたや!!」とやり取りは続くのですが、数日に1回は、この会話をしています。

家庭は安心する場所であってほしいので、子供はやってもらって当たり前でも良いのです。それも親が与えられる愛情のひとつなんですが、やってもらう側が感謝しているかしていないかで私の気分が違います。ママか奴隷か。。。ぐらいの差。

「ありがとう」ってニコっと言われたら、「まぁ仕方ないな」で済むものが多いので

感謝は必須です。


子育てをしていて、まったく怒らない人がいたら神様です。子供に期待をかけすぎて出来なくて無駄に怒ってしまったり、拭けば済むのに手間を増やされてイラっとしたり。。。今まで色々と無駄に怒ってました。

でも7年もしていると自分が子供に怒るポイントがだいたいわかってきます。もちろん怒るポイントでなくても怒るときがあります。時間に余裕がないか、私の機嫌が悪いときです。たいしたことなくても怒ってます。腹が立った気持ちが押さえられなくて「ガミガミガミガミ。。。」と本当に言っているときもあります。笑

だって私も人間だもの。←なんでもこれで解決しちゃう。大好きな魔法の言葉です✨


子供たちには「私もおなか空いてたらすぐにイライラするし、誰かが水こぼして掃除してるときに、隣でケンカされたら腹立つねん!!」と事前に説明していますので、機嫌が悪いんだなと感じ取って、私から離れていきます。

1度も子供を怒らずに過ごすなんて無理です。だって子供に期待しているから。自分にも体調や機嫌があるから。「やってもた、怒り過ぎたー」って思っても、「怒るポイントじゃなかったー」ってなってもいいんです。大人も子供も失敗から学ぶことがあります。


怒り過ぎると子供が慣れてしまって効かなくなることだってあります。そうなったら虐待しますか??本当は怒る人だって、出来れば平穏に過ごしたいはず。。。だから「失敗しても大丈夫って思うことが大事だよ」と、「本当に怒らなければいけないポイントは意外と少ないかもしれないよ」という話でした。


写真は長女が年長のときに書いてくれたお手紙です。文字の順番や形はおかしいですが、字が書けるようになってすぐに書いてくれました。実は「当たり前星人」は私であっているのかもしれません。

最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキ、コメントは私のやる気になります!!それだけでとっても嬉しいです♪♪もしサポートしていただけるのなら、娘達の野外活動に使いたいと思います!!