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「いちご離れ」というコラムを読んで


先日、夫の夕刊が机にポイっと置いてあって、普段は「片付けてよ!」としか思わないのですが、「いちご離れ」というタイトルが目を引き読んでみました。

以下、俳人「黛まどか」さんのコラムの抜粋です。日経新聞のホームページで無料で公開されている部分だけをここに貼り付けています。

桜樺細工で有名な岩手のある集落では、7月初旬、桜の木の皮を採りに村人が山に入る。すると、よく熊の親子を見かけるという。野苺(のいちご)が実るこの季節、母熊が子熊に野苺を食べさせに来るのだ。実は熊の子離れの時期で、母熊は子熊が野苺を食べている間に、そっと離れる。二度と会えないことを承知で、子熊を残していく母熊の思いはいかなるものだろう。子熊の方は、野苺を夢中で食べている。そしてふと振り返ると、母熊..

母熊・・・・?!!ここまで??


私は新聞で読みましたが、

振り返ると、母熊はいません。
厳しい自然界の営みに、人の世にも通ずる親子の情愛を感じ、村人は「いちご離れ」と呼ぶようになったということ
「いちご離れ」という言葉には、熊の親子を見守る村人の暖かいまなざしと自然への敬意が込められているということ
あと、黛まどかさんとお父様の思い出が書かれていました。


この日、家族で田植え体験に行って子供たち野イチゴ食べてたんです。。。うちの子供たちイチゴに夢中になって、こちらを見向きもせずに「あ、この黒くなりかけが甘いねん!!」とかなんとか言って、口にも手にもいっぱいナワシロイチゴを摘んでいました。その姿はとても可愛いんですよ!

私、あの瞬間に立ち去れるかな??

「二度と会えないことを承知で、子熊を残していく母熊の思いはいかなるものだろう」って、絶対にそうしなければいけないっていう強い思いがないと無理ですよね。死なせないように付きっきりで一生懸命育ててきて、動物だって母親が子供に愛情がないわけがありません!

手にいっぱい摘んで「ママ~、これ美味しいから分けてあげる」って言ったら、ママがいなくなっているときの子熊の気持ちも想像すると泣けてきます。。。


子育てしていたら人間も動物やなーと感じることがあって、境目オンチな私は、動物も人間も親子関係にはあまり差がないと思っているのですが、この記事を読んで母熊には尊敬しかないです。
子熊にも悲しい気持ちを乗り越えて幸せになってほしいです。

熊って強いんですね。みんな親子の別れを乗り越えて頑張って生きている。動物すごいわ。


いつか私もこっそり立ち去らなければいけない日がくるのだろうか?
それとも、子供が勝手に自立してどっかに行くのだろうか?

出来れば、子供が自立してくれたらいいなと願ってしまいます。自立しても年に数回は会いに来てほしいです。笑
長女がハイブリッド登校なので、子供の近くにいる時間が平均よりも長いですが、それって実は幸せなことなんだなと感じました。


私、熊にはなれないです。




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