
長生きは良い事なのか?
一般的に長生きすることは幸せだと捉えられます。
幸せの尺度は人によって異なりますが、国立社会保障・人口問題研究所による2017年の調査によると、長生きが良いと思っている人の割合は約6割です。
※参考資料➡︎ こちら
以下に資料の中で面白い結果をいくつか抜粋して紹介します。
■介護経験との関連
現在介護を経験している人や過去に介護を経験した人は、長生きが良いとは思わない人の割合が比較的多いです。
やはり介護をしていると大変なので、大変な思いを家族にさせるくらいなら長生きしたく無いと思うかもしれませんね。
■所得との関連
所得に関しては中流階級に関しては長生きが幸せだと思う割合に差は見られませんが、
やはり低所得者と高所得者では差が見られます。
※高所得者は長生きが幸せだと感じる割合多い。
■活動制限との関連
動けない人ほど長生きが幸せだと思わない人の割合が多いです。
これは予想通りですかね。
■会話できる相手がいるか?
以前、90代の方からこんなことを言われたことがあります。
「長生きするということは、見送る回数が増えるということだから寂しいよ。」
とのこと。
見たような内容は複数名から聞いたことがあります。
できれば同年代で話せる相手がいるのが良いと思います。
ホリエモンこと堀江さんは、どんな年代の人とも話せる能力があった方が幸せだと言っていますが、これは私もそう思います。
■おわりに
ライフシフトという書籍が出てから、人生100年時代と言われています。
皆で100歳を迎えればいいですが、現実的にそういうわけにはいきません。
配偶者が先に逝く、
兄弟が先に逝く、
友人が先に逝く、
などを経て100歳まだいくわけです。
恐らく、動ける状態で介護を受けずに経済的に余裕があり、会話をできる友人や知人が周囲にいれば長生きが幸せなんでしょうね。
長生きが良いとされていますが、必ずしもそうではないという思考も大事かなと思います。
お読みいただきありがとうございました😊
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