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大学辞めてフリーターを選んだ男の2年間

フリーターと聞くと、どんなイメージをもつだろうか。

甘えてる人、逃げてる人、夢を追う人。

一方会社員の人にどんなイメージをもつか。

職種によって違えど、「がんばってる人」というイメージはデカイのではないか。

日本人は特に、その人がなにをやってるかというより、なにの肩書きを持ってるかでその人を評価する。

フリーターになった自分は、マイナスなイメージが多いフリーターの肩書きで2年以上を過ごした。

そして今こう思う。

「フリーターになってよかった」

「大学を辞めてよかった」 と

なぜか?

それは 自分の課題を克服できたから だ。

人生のうちにやっておきたいこと、できといていたいこと。

そんな自分の課題が誰にもあるはず。

フリーターの負のイメージは自分に劣等感を与え、
劣等感が常に危機感を与える。
周りより頑張ろうと思える。

自分にとってそれは「見た目を変えること」「頭が良くなること」「コミュニケーションが上手くなること」
「メンタルを強くすること」
などなど すべて苦手なことを克服することだった。

老けすぎてた見た目を変えることで、恋愛ができるし、
頭が良くなることで仕事がスムーズに進められるし、
コミュニケーションが上手くとれれば人と楽しい時間を過ごせる。

そして今、恋愛ができるようになったし、記憶力が格段に上がったし、コミュニケーションに困りにくくなり、無駄な悩み事を抱えることもへった。

もちろんむちゃくちゃできる人に比べると、どこがやねんと言われると思うが、格段に以前の自分より、課題を克服した。

課題の克服には、いろーーーーんなことを行っている。
健康維持のためHIITと筋トレをそれぞれ週3日やり、毎日ブルーベリー・ナッツ・葉物野菜・高たんぱく質・オリーブオイルなどを食べたり(健康食きりがないので割愛)、記憶力を鍛えるため、瞑想・脳トレ(DMB)・サプリ10種類・サウナに入ったりしている。
コミュニケーションはサプリを飲むことで言葉がスッとでるようになり、テンポのいい会話(普通の人くらい)できるようになった。

メンタルもHIITや瞑想、デジタル断食、健康な食事、日々の勉強の記録による自信強化によって強くなった。

僕が言いたいのは、課題の克服には時間を要し、課題の克服法を見つけるのには時間がかかる。

時間がないのは言い訳!と言って、力技で仕事と課題を両立できるのはごく一部の人、つまり要領がいい人。

もし仕事と課題を両立できたとしても、その分失うものも大きくなるだろう。

睡眠を削って健康を失う、恋愛を捨て一人の時間をつくる、仕事をしてプライベートを失う。

ようは、どのみちなにかを捨てなければならない。
両手で荷物を持っては、なにも持てない。

フリーターになるとは、つまり
片手になにも持たない状態 になることである。

確かにお金も大事だ。将来のこともある。

ただ自分が今両手でもってるものはホントに欲しいものだろうか?

自分がやってることはホントにやりたいことだろうか?

手で掴むと離すのが難しくなる。
しかし手放せば他に掴みたいものがあったことに気づく。

大学生の時、家族や周りの目、将来を気にして、
自分に身にならない勉強をしながらバイトをして生活費と学費を払う生活。周囲からは素晴らしいと誉められるが、自分の課題はなにも終えられなかった。

私は課題を克服するために、お金・レッテル(周囲の目)を捨てることで「時間」を手に入れた。

普通な生活を過ごせるようになったのは、メンタリストDaiGoさん、パレおな男でおなじみ鈴木ゆうさん のおかげ。科学的で客観的な情報で自分を変えてきた。

脳のキャパが他人より限りなく狭い自分に、フリーターはぴったりだった。ゆっっくり。
ゆっっくり。しかし着実に課題を克服した。

Mr.Childrenの「幻聴」という歌にこんな歌詞がある。

「向こうで手招くのは、宝島などじゃなく
人懐っこくて優しくて温かな誰かの微笑み」

なにかの輝きのために頑張るんじゃない。
当たり前の幸せを見逃さないために、当たり前の幸せとたくさん触れるために、私は頑張りたい。

当たり前の幸せとは、自分にとっての幸せで
他人に合わせることじゃない。でも自分の感覚だけで感じる幸せでもない。

時に客観的な情報から、他人の声を聞きながら、右往左往しながら、あとで幸せだと気づくこともある。

そんなこと思う現在フリーターの私。

これからパーソナルトレーナーで活動を始める。
自分なりにコツコツ頑張っていきたい。

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