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科学が明かした「本当に健康な食事法」

今回のテーマは「食事法」
自分が尊敬する鈴木祐さん(パレオな男で有名な方)
のこの本を題材にさせて頂きました。

「ベジタリアン」「糖質制限」
「バランスダイエット=一日必要な栄養素だけ摂る」
「ビーガン=動物系を一切摂らない」などなど
今色んな色んな食事法が溢れていますが


結局一番良い食事法はなんなのか?


それはすでに、アメリカのイエール大学が調べてくれています!


イエール大学が数ある食事法の論文を
まとめて調べ上げた結果(←メタ分析)

わかったのはなんと
「どの食事法も基本変わらない」ということでした笑
なんかガッカリですねー笑

しかし
・どの食事法にも共通する3つの要素 
があり、それがクリアできれば
色んな食事法の良いとこだけとった
「最強の食事法」に近くなります。


今回はその話と
・理想的な肉の調理法
(のちに関係してきます)
を科学の視点で書いていきます。


〇重要なのはカロリーの質だった!

家庭科で学ぶ栄養の基礎中の基礎

五大栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラル)

より重要なもの、

それは「カロリーの質」


上記のイエール大学の研究によると、色んな食事法に共通する要素、
それは「カロリーの質」が良いことでした。


 具体的には
・自然の素材に近い食事(添加物など控えめ)
・野菜が多い(特に葉物が良い)
・肉や魚を食べる(ただし出来るだけ質の良いもの)
です。
なんかすごい普通だけど、この3つが最重要なんですねー。



また質というのは生産方法や生育環境(餌や育てられた場所など)
、調理法などで左右されます。
魚はマシですが、肉は調理法次第で大きく
栄養価や体への負担度が変わります


上に近いほど理想の食事になるので、
当たり前だけどできればごはんは家の手作りでサラダ多め、
肉や魚は生産地や生産方法をできればチェックしたほうが
いいですねー

食事をいきなり変えるのは難しいと思うで、
そこらへんは前々回の
代替法を参考にして頂ければと思います。

ただ「家でつくる」「野菜を増やす」は頑張ればできそうですが
どうやって「質の良い肉」を摂れば良いのか??

もちろん少し高めの良い肉を買えばいんですが、
それじゃ続かないかもしれないですね。


それなら調理法を変えて質を高めましょう

どんな調理法が良いか説明していきます。


〇最高は低温調理!無理なら茹でる!


肉の調理で栄養的に一番よくないのは
・揚げ物
・焼き物
です。

大きな理由は「温度」にあり
高温にさらせばさらすほどタンパク質の変容
(卵の白身の色が変わるような)
が起き

・栄養価の減少
・老化促進物質「AGEs」が生産! されます


肉が悪者扱いされる大きな理由がAGEsで、
AGEsを摂ると肥満や血中に影響がでるため
発ガン性がある
といわれるんですねー。

いやー怖い(汗)

でも逆に言えば、調理法変えてAGEsの量をへらせば
・痩せやすくなり
・血中にも影響が出にくいんです!

これはすでに海外の研究で証明されてます。
(↓↓科学的に根拠のある健康法を取り上げるブログです)


なので一番良いのは低温調理ですが、低温調理器がなければ
炊飯器の保温でも代用は可能です。
また焼きものから茹でものにするだけでAGEsの量は3倍変わります!

なので良い調理法の順位は

低温調理 >茹でもの>焼き物>揚げ物

となります。焼き物でもレアなら全然ちがうと思います。
ただ揚げ物はAGEs大量発生なので、厳重注意ですね。

また低温調理をやる際は、
ジップロックのようなものにいれ真空にし、
最高なのは55.5度で9時間
炊飯器は70度なので短く2~3時間程度付けておけば完成です。

詳しくはまたご紹介しますが、DaiGoさんの料理チャンネルでも
やってるので、今知りたい方はそちらへ!
このDaiGoさんとつっしーさんのチャンネルのおかげで
僕は大分健康かつ美味な食事が摂れるようになりました!!
ホントに感謝です。

まとめ
健康な食事でまず気を付ける点は
・できるだけ加工してないもの
・野菜(特に葉物)
・質の良い肉・魚(肉は調理法も注意)

をできるだけとるようにすること!
ビックリするくらい単純ですが、これが大事なんですよね。
ぼくはフリー栄養士の姉からこれに近いことを
高3で教わってからマジで風邪一回も引いたことないです!
(仮病の風邪にはなったことありますが笑)

なので色んな食事法を試すより、まずはこの3つをおさえとくと、
体調も安定しやすく、病気のリスクはかなり下げられるでしょう!

以上 食心理アドバイザーのかじかわでした。



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