見出し画像

焼肉・飲食店について

 コロナ禍で健闘している飲食店があるそうです。
それが焼き肉店。

営業時間の短縮や自粛要請で飲食店が軒並み売り上げを減少させているなか、2020年の売上高がプラスになっているそうです。
さらに、倒産件数も過去10年で最小を記録しているそうです。

飲食店が苦しむなかでなぜ焼き肉店は好調な業績をあげることが出来ているのか今回は、このことについて詳しく解説します。

【結論:煙の換気装置がコロナ対策に有効だった】
結論からいってしまうと、焼き肉店ならではの強力な換気装置がコロナ対策として功を奏したといえます。

コロナ対策として、重要視されているのが「換気」。
焼き肉店は通常、客席ごとに強力な換気装置がついています。
そのため煙と一緒に周囲の空気を吸い込んでくれるのです。

他にも


・ご褒美感がある。
・女性一人でも行きやすい店が増えてきた。
こんなメリットが主に考えられます。

【ご褒美感がある】

コロナ禍で旅行に行くハードルが上がっています。
そうはいっても、「土日くらい気分転換したい」
という需要は少なからずあります。
とくに、子供をもつファミリー層にとって焼き肉店は非常に便利な場所です。子供の焼き肉人気は高く、様々なメニューがある場合が多いので
子供も大人も楽しめる店が多いです。

実際、ここ1年焼き肉や屋に行く回数が増えました。実際に行くと、昼間から席はいっぱいになります。予約をしていかないと、かなり痛い目にあいます。

メニューも最近はデザートの種類が豊富だったり
普段食べない肉の部位があったりと店側も「エンターテイメント」要素を強く押し出してきているように感じます。

なかには、自動ロボットが料理を運んでいる焼き肉店もありました。
そういした店は子ども大変喜びます。

【女性一人でも行きやすい店が増えてきた】

また、女性をターゲットにした店も増えています。

・オシャレな内装
・(一人用に)区切られたスペース
・ちょうどいい量

こんな配慮がされた焼き肉店であれば女性でも入りやすいですね。
一見、焼き肉屋なのかわからないオシャレな焼き肉店も見かけるようになりました。

オフィス街で食事をすると、女性でも一人で焼き肉店に入る方を目にします。
昔は、焼き肉=男性のイメージが強かったですが、ちょうど女性の社会進出の流れも相まって
焼き肉のイメージも時代に合わせて変わってきているようです。

【まとめ:追い風を背景に焼き肉店はどんどん進化】

コロナ禍で焼き肉店のメリットが見直されてきました。


上記にあげた以外にも、


・自分で焼けることに対する安心感
・生活スタイルの変化によって。郊外店の多さが有利になった
・一人焼き肉ブーム
などが後押ししているかもしれません。

ただし、今後もこの追い風が続くとも限りません。
焼き肉店の良さを導入した別分野の飲食店が台頭する可能性もあります。
コロナがもっと蔓延すれば、営業をさらに縮小せざるをえないかもしれません。デリバリー対応を増やすなど、現状の課題を乗り越えていく工夫は引き続き検討が必要です。

この波をさらに加速するため、今後の焼肉店の営業努力から目が離せません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?