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LINEやスタバのブロックチェーンの取り組みについて

こんばんは!ブロックチェーンの情報が集まるメディアBlockFireを運営しています三浦です。

 スタートアップのブロックチェーンの取り組みを中心に取り上げてきましたが、今回はスタバの取り組みを紹介します!

 スターバックスの経営理念の1つに、コーヒー豆の倫理的な調達が伝統的にあります。しかしながら38万件のコーヒー豆農家のサプライチェーンを把握する事は非常に大変でした。そこで導入したのがブロックチェーンの仕組みです。実際に2018年にブロックチェーンでコーヒーのサプライチェーンを追跡するBean to Cupと呼ばれるプロジェクトを発表しました。

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このプロジェクトの目的はズバリ、コーヒーを飲む消費者とコーヒーの生産者を結びつけることを目的としています。そしてこのプロジェクトを支える技術こそがブロックチェーン技術です。仮想通貨と同じくブロックチェーン技術を利用するメリットとしてセキュリティーの高さや、過去の取引の記録を見える化することができるポイントにあります。
このような新しい技術を活用することで、生産者のデータを蓄積できるようになります。消費者から見ても生産者やコーヒー豆の情報が見える化されれば、コーヒーを飲むにあたって安心感を得ることができます。
また、生産者の状況を把握、改善し生産者にも利益が行き渡ることがメリットの1つです。スタバ側にとっても高品質なコーヒー豆を持続的に供給しサービス自体の向上につながると考えています。
コーヒーの提供にあたり、スタバはLINEギフトの積極的な活用を始めテクノロジーを有効に活用してきました。今回のコーヒー豆のトレーサビリティーに対してブロックチェーンを活用することによるメリットをどう生かすことができるか、飲料品、食品業界にとっても非常に大きなモデルケースとなることが想定されています。


また、第一次産業にとっても、トレーサビリティーがブロックチェーン技術によって見える化されることによって、モチベーションが上がること、流通が活性化されることが想定されています。 

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