性の多様性の時代において自分自身に何が出来るかを考えてみた話
『LGBT』という言葉を耳にしたことがない人が少ないくらい、この10年ほどでこの言葉が浸透してきていると感じます。
さらに、最近ではさらなる多様性に対応する言葉として『LGBTQ+』(LGBTQIAとも)という表記が用いられるようになってきています。
L=レズビアン
G=ゲイ
B=バイセクシャル
T=トランスジェンダー
Q=クエスチョニング、クィア
I = インターセックス
A=アセクシャル
私が興味を持った理由
以前から、私の周囲にはこれらに該当する(性自認している)友人が多くいます。というより、むしろ、私に対してカミングアウトしてくれた友人が多いのかもしれませんが。
私自身は現代の性的マジョリティであるストレート(=身体性と性自認が一致し、かつ異性愛者)ですが、友人にマイノリティに属する友人がいることで興味をもち、『LGBTQ+』だけでなく、『ジェンダー』について書かれた本を読んだりしました。
仕事の中で私に出来ること
私は普段観光協会のスタッフとして働いていますが、ガイドなどの申し込み用紙や予約フォームなどで性別を問う際は「男性」「女性」「その他」「回答しない」の4択にしています。
調べたところ、この表記がいいとの記述を目にしたことがあり、現行のフォーマットを改定する際に、積極的に採用しています。
小さな事なのかもしれませんが、こうした1歩が少しでも性的マイノリティを考える要因になればと。
今はまだ、自分の性について完全にオープンに語れる社会ではない(以前よりはかなりオープンになったとは思いますが)ですが、「性の多様性」について多くの人が知ることで、少しでも性的マイノリティへの理解が進むことを願っています。
マジョリティ・マイノリティに関係なく、みんな違うのが当たり前で、価値観を共有出来る部分もあれば出来ないところもあり、全てその人のアイデンティティだと考えられたらいいと、個人的は思う次第です。
written by M.T
☆個人の見解ですので、間違っているところや意見が違うところもあると思いますが、ぜひコメントいただけるとありがたいです。
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