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時代に迎合されないイデオロギーを持つ

いやどーも、やはり政治の話はしづらい空気は在るんだなぁ。この国は気にしすぎなのかもしれないけどそれもわかるわ。

参院選が始まる。俺の仲良くさせてもらっている人も何人か出る。これまでのタブーを暴露する新党も出てきた。様々なところで良きも悪きも情報戦が繰り広げられている。

マニュフェスト、注目課題、政策、想いや信念、優先順位、改革。当然かもしれないがどれも正解はない。けど、立候補者も有権者双方無知がゆえに決めつけてしまっていることがあるのもまた事実。僕らはすべての文献や考えを理解しているわけではないのだから当然。それでも光の陰に隠れて人知れず「本当」の目的は果たされてまた見えない支配がはじまる。

ざっくばらんに顔やひざを付け合わせて、いろんな議論が出来るところが欲しい。無論こんな文章だけの所ではなくて。

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月1坐禅で通っている両足院の庭園にて半夏生の季節がやってきた。

映画「教育と愛国」

そんな中、職場で話題のドキュメンタリー「教育と愛国」を見てきた。教科書をつくってる人と、その周りの人にフォーカスを当てた映画なのだが、これがわらけるほど滑稽な話。何がおかしくて、誰が可哀そうかは明白な映画だった。権力者にとって都合の悪いことは消去され、歴史は改ざんされていく。加害の歴史を教えずに包み隠すことはドイツ以外ではどこの国でもある話だが、これでは何も学べない。それもそのはず、教科書をつくっている親玉が「歴史から学ぶことは何もない」と公言しているくらいだからあきれてものが言えない。それでも戦う先生や活動家はいる。それこそが唯一の救いだった。教科書から消される「従軍」と「強制」。

右傾化が進む近年この国では話題の政党も、スピリチュアルや他ビジネス界隈でもよく言われる「GHQの陰謀」「日本神話の再構築」「特攻隊の遺志を受け継いで」「強い日本を取り戻す」。全く意味が分からない。とりあえず何十年前の話を誰かのせいにして歴史を美化して今の状況に利用する。それこそ陰謀だ。

そもそも「本当の歴史」なんかはありない。国や立場によっても多面的・多層的に在るものが事実が連なる史実。裏の取れない都市伝説は置いておいて、その場にいなかった俺らは何を継承し、紡げるのか。

物事には普遍的な正解がないように。僕らは日頃のアンテナと周りとの関係性において感じている事をもとに、それぞれの選択を自分でしていく。何かを強要したりされるわけにもいかないから。

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巷で話題の政党の人と話してきた。


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そしてこの流れでいつもお世話になっているミナミの友人が参政党から出馬するということで梅田のヨドバシ前と難波の高島屋前の演説に行ってきた。これまでタブーとされてきた日本社会の裏側を惜しみなく勇気をもってぶちまける様は見事だった。

食や医療やコ□ナの話から日本神話、都市伝説まで、一緒に勉強していきましょうよと呼びかけていたから気になって演説後直接党首に話しかけてみた。

やっぱり実際の政策より基本的なイデオロギーのすり合わせって大事ね。「教育と愛国」見てくださいって頼んできた。結局は軍事費や戦争に加担するのだけは嫌だな。どのみちYoutubeだけ見てたらわからなかったことは街に出て話しかければ答えてもらえる。そんなコミュニケーションの大事さを痛感して、違う政党の声も聴いてみる。

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参政党党首神谷さんと立ち話。聞きたいこと一通り聞けた。奥のカメラマンは知り合いの映画監督だった。

僕らが選んでいるもの

この応援演説も面白かった!これもまた日々の積み重ねで、周りでたくさんの人たちといろんなこと話してるからこういうのがドンって出来るんやろうなぁ。兎に角今回の参院選は注目。

そりゃ日々こんだけいろんなことがあって、これだけの人間が渦巻く日本列島、意識や知識の差があって当然。ずっとこの国で暮らしていたって日本国籍以外の人の投票権すら未だにない。これは本当に日本人の為だけのものなんだろうかと毎回疑問を感じる。

まぁそういうことも含めて巷に出回ってるものはすべて変えられる可能性があるもの。それを放棄しているのもまた僕ら。だから選挙行けとは言わないけど、自分のことでいっぱいになるのも、身から出た錆としてここにまた繋がる。

大阪の仲間がやっている選挙フェスという面白い方法もある。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000062821.html

考えさせないことに成功した国である日本教育の中で、これこそが大事な無形資産。思考停止から抜け出して、この世界のことは自分のことと思えたら、ようやくそんな俺らの毎日も変わっていくだろうに。

少なくとも18歳から日本国籍を持つ有権者はこれらをどうにかできる権限がある。興味や知識や意識がないと捨てるにはあまりも大きいチャンス。

普段会っている人やすること、使うものや日々足を向ける環境。

おれはそんなことを深く語れる仲間の中で生きたい。これからでもいくらでも知ることができるし、何ならこんな面倒くさい社会だって変えられるよ。

あなたならどんな人や何を選んでますか?

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