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フィールドワーク #13

 2024年一発目の更新です。
本年もゆるーく活動して参りますので、お時間ありましたら覗いてやってください。
さて、今回は年末友人が帰省したタイミング会うことになり、お散歩へ出かけた時のお話。12月とは思えない暖かさの中、里山を歩いてきた様子をご紹介します。

12月中旬、「年末どこかで会えない?」そう連絡が届く。
彼とは中学、高校と一緒で自分の格となる部分を形成した高校時代を過ごした同志です。
何をしようか話し合い、どこか街に行くのもなんだか違う気もするし、とりあえず山行こう。イワナ見たり、野鳥見たりそんな感じでゆるーく遊ぶことに決まりました。
昼前には家で集合し、簡単に昼食と近況報告をして車を走らせます。

双眼鏡をぶら下げ、里山をゆっくりクルージング。
車窓を眺めていると「あれ猛禽類じゃね?」そう口を開くと車を降ります。
50m先でしょうか、電柱の上に佇む1羽の姿。
双眼鏡を覗き込むと「ノスリっぽいよね」とのこと。 
ノスリは漂鳥でトビよりも一回り小さくて「ぴっぴぃぃ」みたいみ鳴くやつです。
結構身近な猛禽類の一種でもあり、見つけるのは簡単です。
しかし猛禽類を見つけただけで、ここまで盛り上がれる仲間は大切なもんです。
自然で遊ぶ原点に帰れた気がしました。

そこからは、もう少し山奥へ車を走らせ沢沿いにある林道を軽く歩きます。

今年は本当に暖かい冬ですが標高を上げればうっすらと雪は残っていました。
溶けかかったフィールドサインもなんがか雰囲気はいい感じ。
足跡も冬限定の可愛らしさがあります。

枯れた草花も冬を超え、春の日差しを待っています。
沢を除くとイワナさんも見えました。春の解禁が待ち遠しいなぁ。

凍てつく沢の中でも、命を繋いできたイワナさん。
写真には収めることはできませんでした。

この時期の山の中は、空気が澄んでいておいしい。
生活の匂いがしない山の中はデトックス効果は抜群。針葉樹のツンとした匂いも心地いいです。

火山岩層に引っ付いた氷柱。

おっきなホウノキの葉っぱ。

自然はアート。シャッターをついつい切ってしまいます。
時刻は15時を回り、山の中は暗くなってきました。
ザクザクと人の足跡を残し下山します。


最後は道の駅でアイスを食べて終了。
春ごろにはぜひ彼を渓流の世界へ引き込みたいなぁ。

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