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里の釣り。#14

 2023シーズン振り返り、「里の釣り」編。季節は新緑の5月からの釣行記録です。
自分の釣行スタイルは自宅から半径50km圏内。家庭とのバランスを考え、家事や見送りなど済ませてから川へ出かけます。自ずと釣行時間は短く、釣行開始も朝イチではなくなってしまいます。それでもいい魚に会いたい。
そんな休日アングラーのわがままに付き合ってもらうには工夫も必要です。

・ホーム河川を2本決め通い詰める。
・カバーが多いフィールドを選ぶ。

この2点を軸に動きます。同じ河川に通い詰めることには意味がある。そう信じています。カバーが多いフィールドを選ぶことについては、様々なプレッシャーなどから回避できる多い場所多いからです。動物、人間と色々ありますが、必ずそういった河川には竿抜けが存在します。自分自身の釣りに行ける時間を考えると、どうしてもそういった河川がメインなります。求められるスキルは多く、キャスティング力、川を読む力、魚の行動イメージする力、自然観察力。それらを鍛えるには同じ河川に通い詰めることは大きなメリットがあります。その中でも自分の「好き」を表現しながら、釣りに向き合うことが楽しみでもあります。
さて、前置きが長くなってしましたがそんな自分の釣りにおける「里の釣り」を振り返っていきたいと思います。

標高はだいたい600m付近。田んぼが広がり、藪に囲まれた河川です。
メインはヤマメ。本流からは砂防ダムが点在し、隔離された水域でのヤマメ釣りです。
放流も多少はありますが、ここ生き抜いた個体の生み出すパーマークは芸術です。
ヤマメ釣りの醍醐味と言ってもいいでしょう。

イワナの皮を使ったルアーにはアルミリップをお試しで。
里の川歩きは生命感に溢れ生き生きとしています。

特大のヤマカガシ。ここまで黒く、大きいには初めて見ました。

陸生昆虫も多く、オオヤマカワゲラの姿も。

ここはイワナとヤマメの混生域。ヤマメが多い印象ですが、時折イワナも顔を出してくれます。シロバナヤマブキっぽい花とヤマメの組み合わせは春から初夏にかけてしか見られない、贅沢な組み合わせ。おまけにモリアオガエルもいますね。

ハンドメイドの方もぼちぼちやってました。
リップは国産の杉材を使用し、ボディには花を使用したOHANAllureです。

ボディペイントは最小限に手塗りで顔彩を使っています。
リップの耐久性などはまた別の機会でご紹介しますね。それにしても自然にある物で作り、自然の魚との組み合わせはいいもんです。

渓流魚との向き合い方は人それぞれ。
自分の色をこれからも表現していきたいです。

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