御宿のポテンシャルを見に行ってきました。(後編)
先日、山口県阿武町で4360万円間違えて個人に振り込んじゃって、その人がオンラインカジノで溶かしたので返せないとのニュースに著名人がコメントしてましたが、ホリエモンの話に深く納得させられたんですが、、
何に驚いたかって、3000人の人口の町に30億(主に地方交付税といった中央からの交付金) もの年間予算があるってことでした。
そこから、自治体の経営に興味を持つことになり、御宿町ではどうなのだろうかと思い、調べてみました。
37億のお金が人口 7523 (2018年11月30日wikipediaより) の町で出入りしているわけです。
歳入のうち、依存財源(なるほど、中央依存をあからさまに書ているわけですね) が約6割、自主財源が残りで町税(いわゆる所得税かと) が23%と記載されています。そういった意味では、岸田首相が行っている「分配」って十分にできている気もして、問題は使い道なんじゃないかと思うわけです。
気になったのは「歳出」のうち、65%が「え、それってそんなにかかるんですか?」という内容なことでした。
これってこんなにかかるもんですか? とか私が言うつもりはありませんが、「分配=適正配分」を監査するシステムってあるんでしょうかね。
超ざっくりに言うと、町で自力で稼いでいる金額が歳出の1/4しかないってことは、3/4は身の丈に合っていない運営をしているってことなんじゃないですかね。これが高齢化社会の本質なのかもしれませんが。
町は自力で稼ぐ方法をもっと考えて(戦略作り、運用効率化、IT使いましょう)雇用を沢山創出できるようにしていくのが、町のリーダー、町長の責務なんじゃないかと思うわけです。
御宿浜から、超上り坂を3-40分かけて登っていくと、忽然と現れた町役場。この建造物をしかも、こんな高台に作る必要ってありますか?
後輩君の話を聞くと、多くの町民がそう考えているようです。
そのある種の不条理さをどう考えているのでしょう。ここに庁舎を作ることで自尊心は高まったでしょうけど、町の財政が潤う政策と何か関係あるのでしょうか?
御宿の高台、御宿台は西武が1988年から開発に入った「南房総・御宿西武グリーンタウン」のこと。
タクシーの運転手さんの話だと、最近、芸能人やスポーツ選手を良く見ると。コロナの影響で、こっちに別荘を買う人が増えてきているようです。
そういった意味では、御宿台に別荘、もしくは移住拠点を持つ富裕層の人々から見ても、御宿浜沿いのホテル、商業施設、レストランは物足りないだろうな・・・と思います。海沿いにフィッシャーマンズワーフがあり、そこをケーブルカーが結ぶ・・・みたいな観光地作りをやったらどうかと真面目に思うわけです。
サマーリゾートで考えてしまうと、どうしても夏のほんの短い期間しか人が来ない施設作りになっちゃうので、こちらの高台の人を定常的に取り込める、街全体に人の流れができる、2-3日滞在しても飽きないエリアにすることはできるんじゃないかと思います。
ただ、この辺り計画を作る、民と官に協力を依頼し、現実化していく道筋ってのはやったことがないので、良く分かりません。どなたか教えて下さいw
よろしくお願いします<(_ _)>
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