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運命なんて変えられる。

(ネタバレしてます)
「分秀、そなたは長じて紫禁城に登り、天使様の傍らで天下の政を執ることとなろう。」
「春児、そなたは、いずれ都に上がりその手にあまねく財宝を手にするだろう」
と、それぞれ占い師に告げられたふたり。
ふたりは昴の星にみちびかれていく。

梁分秀は、科挙に合格し紫禁城へ赴き、清国の中枢へ。
分秀は、李春児の面倒を見ようと申し入れるけど、世話にはならないと言って喧嘩をして袂をわかつ。

実は、占い師が春児に告げたコトバは嘘だった。
だけど、貧しかった春児は、そんな占い師のコトバに浮かれながらも、嘘だと知っていても、自分で自分の夢を切り拓いていく。

そう、運命なんて変えられる。
無理だと思っていたら、いつまでも夢は叶わない。
信じていれば、きっと運命は切り拓かれる。夢は必ずしも叶わない。だけど、夢が叶うことだけが幸せじゃない。そう、夢を持ち続けることが人生を拓く。

2022年10月 宝塚大劇場雪組公演
蒼穹の昴

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