突発性難聴になって治った話

12月の前の方に、『突発性難聴』という病気になりました。

どういう病気かというと、自分の場合は、片方の耳が突然聞こえづらくなるというもの。
原因なんかもよくわかっていないらしく、なんで症状が出たのかは結局謎のままでした。

この病気は、とにかく

「治療開始までの時間が勝負」

それを以前に聞いていたこともあり、さっさと病院へ行って薬をもらい、無事に治って今はピンピンしています。

振り返ってみれば、自分は運がよかったなと思います。

突発性難聴について少しだけ知っていたこと、発症後すぐに病院へ行けるタイミングだったことなど、何かがズレていたら予後は悪かったかもしれません。

何よりも、「突発性難聴は治療開始までの時間が勝負」ということを知っていてよかった。

なので、誰かの参考になればと、発症から治るまでのあれこれを書き残しておこうと思います。


発症

いつも通りに過ごしていた夕方、仕事中に突然片耳が聞こえづらくなりました。

耳に膜が張ったように、何かで覆われているような感覚。
(耳閉感というものだそうです)

めまいや耳鳴りもなく、ただ変な感じだなというだけ。

原因らしい原因も思い当たらず、その時の自分は「まぁ、こういうこともあるかな」と、あまり気にせずにいました。

その後、耳の変な感じは取れないものの、普通に過ごしていたのですが、明らかな異常があることにたまたま気づきます。

イヤホンで音楽を聞いた時、左右での聞こえ方がまったく違っていました。

感覚がおかしい方の耳だけ、甲高いような変な音になっていて、どう聞いてもおかしい。

これはちょっと普通じゃない。

そこで、以前Twitterか何かで見たことのあった「突発性難聴」に思い至り、スマホでポチポチと調べ、翌日病院へ行くことを決めました。

とにかく突発性難聴というものは

「発症から治療開始までの時間が勝負」
「できれば48時間以内に病院へ行け」

ということが多く書かれており、繰り返し書きますが、それを知っておけたことが本当によかったと思います。

たぶん、知らなければ「2~3日様子を見よう」とか、「来週まで症状が続いてたら病院へ行こう」という判断になっていたと思います。


翌日

目覚めたら、耳の感覚は変わらず、昨日までなかった耳鳴りまで追加されています。

これはやっぱりまずいなと、色々やりくりして病院へ。

聴力検査なんかして、左右の聞こえ方の違いとか色々な面から、「突発性難聴の疑いがある」という診断をいただきました。

そこからおっきい病院を紹介してもらい、なんやかんやとさらに検査して治療開始。

入院なんかもあり得るという話だったのですが、入院は難しいので、飲み薬で治療することに。

この時は、「やっぱ病院来てよかったな」とか「思ったより大変なことになってたな」とか思ってたと思います。

飲み薬は、ステロイドとか色々でした。

「ステロイド剤やけど、ちょっとづつ減らして処方するから大丈夫やで」とお医者さんも説明してくれて、安心しつつ飲んでました。


経過

生活上気をつけることはそんなにないとお医者さんにも言われたので、酒も飲むし音楽も聞いてました。

大音量で音を聞くことはダメとだけ言われたと思います。

なんなら、TRPGのオンセも遊んでました。

薬を飲みだしてから明らかに調子もよくなり、耳の聞こえづらさがなくなっていきました。

その時になって初めて、自分の耳が聞こえづらかったんだなというのを自覚するぐらいで、きつい症状が出てなかったのはありがたかったのですが、それ故に自分が病気になっていることに気づきにくかったりするんだろうなと思ってました。


その後

なんやかんやで2回目の受診。

ササッと聴力検査して、1週間ほどでかなり回復していたということで薬もなくなり、無事治ったという感じでした。

その後、症状がぶり返すこともなく普通に過ごせています。


まとめ

自分の場合、無事に治った要因は、とにかく「症状が出てすぐ病院に行った」ということにつきると思います。

お医者さんにも聞いたのですが、「耳の不調はとにかく早く治療開始すること」が大事らしいです。

とはいえ、症状が繰り返すということも絶対にないわけではないらしいので、しばらくは大人しく過ごそうかなと思います。

以上が、突発性難聴になって治った話です。

突発性難聴は、原因もよくわからず、わりと誰でもなり得るとのことなので、誰かの参考になれば幸いです。

なるべくならお世話になりたくないと思うけど、行くべき時は病院行こうな!

(会長閣下/葱山 会)

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